ドクターれっしーの診療所
はじまるよ!щ(゜▽゜щ)
「次の方どうぞー」
『はい』
『寒いですね』
「いや、なに勝手に人ん家のこたつに潜り込んでんですか」
『そこにこたつがあるからです』
「登山家か、あんたは」
『獅子田です』
「知らねえよ」
『ほら、黙ってちゃダメですよ
とりあえずこたつ入ったらどうですか』
「いや、それ私のこたつですし
ていうかアンタ患者で私が医者なんですから
むしろ私は聞く側です」
『そうですか。でも私は患者じゃないですよ』
「?
じゃあ何なんですか」
『ズズーッ(←お茶をすする)
獅子田です(キリ』
「看護師さん、座布団1枚もってっちゃって」
『すみませんすみません。これいいミカンですね』
「話かえながらさりげなくミカン食べるな」
『いやぁ、最近めっきり寒くなりましたけど
世間も昔と違って冷たいこと冷たいこと』
「語らなくていい」
『アストルティア温暖化なんて言われて久しいのに
人の心は冷え込んでいく一方ですわ
周りに物がいっぱい溢れて満たされるのと同時に
人は何か大事なものを失ってってるんじゃないですかね』
「獅子舞が語るな」
『まぁそんなこんなで寒気がするんですわ』
「今までのくだりいりませんでしたよね
それ言えばすむ話でしたよね
ていうか普通に風邪じゃねえか」
『てやんでっくしょい!』
「江戸っ子チックなくしゃみをするな!」
『どうじだらびいでずが』
「たった一回のくしゃみで物凄く鼻声になりましたね」
『ざむい』
「メラミ」ズドォォォォォン!!
『あづ!?
ちょ、死んだらどうしてくれますか!?』
「どうもしませんし私はこれでも
<冥土の果てまで追いかけて金をむしりとる
(経済的に)死神ドクター>という異名をとってますから
死んでも問題なく蘇生して金をとります」
『なんつうおっかない医者だ
ん?
あら?………………寒くない!!!』
「ほら治った」
『ありがとう!ありがとうドクター!!
あんた天才だ!』
「知ってます。ちなみにお代は(ズキュゥゥゥゥン!!)Gになります」
※放送できないレベルの金額のため
規制させて頂きました
『(;゜∀゜)』
「払えよ」
『いや、その』
「は、ら、え、よ」
『獅子田こまっちゃう☆』
「いったん冥土の果てまで突き落とすか」
『いやーはっはっは
どうやら一番寒々しいのは
世間でも獅子田の症状でもなくて
獅子田の懐事情だったようです
ぶっちゃけ一銭もないですわ☆』
「看護師さん、この獅子舞
座布団どころか身ぐるみ剥いでランドンの山頂にでも
捨ててきてー」
『イヤァァァァァァァァァァ!!!!』