セレドのシアリオで訪れるリンジャの塔。
そこにはかつて栄えていた海洋都市リンジャハルの跡があり、想像力が刺激されます。
ここで塔内の石碑や本棚の内容をまとめてみた
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石碑
この大地と海が
精霊の恵みで 満たされんことを。
リンジャハルの民に 光あれ。
ここはリンジャの塔。
海洋都市リンジャハルの民の
信仰の象徴なり。
闇は 常に我らのうちにあることを
忘るるなかれ。
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本棚
『召喚術の世界』という本だ。
召喚術は 私たちの世界と 異世界をつなぐ
一種の 通信技術のようなものだという説が
昨今の召喚業界を にぎわしている。
その説の真偽は 明らかではないが
もし 正しいとすれば 召喚術の根源とは
誰かとつながりたいという 願いだと言えまいか?
いち召喚術士である 私にとって
それは とても素敵なことに 思えるのだ。
『リンジャハル考古学ガイド』という本だ。
およそ 5000年前の遺跡群が
良好な保存状態で残っている リンジャハル海岸は
考古学者のドリームランドと 呼ばれている。
現在の遺跡の規模から 大きな都市があったと
推測されているが 広い範囲で水没しているため
正確な大きさは わかっていない。
また 一部の装置などには 現代の理論では
解明できない技術が 使われており
当時の文明水準の高さが うかがえる。
『商売の怪物』という本だ。
海洋都市リンジャハルの創始者は
商才に富んだ ひとりの女性であったと
言われている。
彼女は レンダーシア内海の航路を確立し
各地域の民が必要とするものを 的確に
売り買いして 巨万の富を築いたという。
そんな彼女が セレド地方での拠点として
利用していた 海岸地域の集落が
海洋都市リンジャハルの前身となったのだ。
かなり古い時代に 書かれたらしい
『星辰の調べ』という本だ。
この地に塔を建て 天の声に耳をかたむけよ。
夜のしじまにひびく 星々のささやきも
聞き逃さぬよう 天高くに祭壇を設けよ。
天の声に従い 正しき道を行け。
さすれば この大地と海は
精霊の恵みで 満たされよう。
かなり古い時代に 書かれたらしい
『海洋都市の栄光』という本だ。
精霊の恵みに満たされた 海洋都市リンジャハル。
この地には もはや 闇深い夜も 極寒の冬も
飢えや渇きも 存在しない。
一番中 闇を照らしだす灯り
地下水を汲み上げ 気候さえ
自在に操ることのできる 魔法装置。
尽きることのない エネルギーの前に
脅威と呼べるものは なにもない。
我々は 永遠の安寧を手に入れたのだ。
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ここまで真のリンジャの塔の中からの引用。
度々でてくる"精霊の恵み"という言葉からファンタジックなイメージもある一方で、
文明的にも技術が大きく発展していた模様。
これほどの都市がどうして滅びたのか、もし配信シナリオで語られるなら楽しみである。
真のリンジャの塔にいるヒストリカ博士、とその助手さん。
配信クエストは彼女から受けることになるのでしょうか?
さて一方で、偽のリンジャの塔では対照的に、
石碑は共通であるが、本棚には、
個人の日記や、個人的な書物と思われるものが配置されている。
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本棚
『はじめての呪術』という本だ。
恋愛 仕事 家族……
古今東西 私たちの悩みは 尽きることがなく
多くの場合 人間関係に その端を発している。
あんなヤツ いなくなってしまえばいいのに……
そう思ったことが 誰にでも
一度は あるはずだ。
この本では そんな憎い相手を懲らしめる呪術を
カンタン お手軽にできるよう
図解と共に わかりやすく紹介している。
ただし 呪術は 術者本人に
呪いが 跳ね返ってくることもあるため
使用の際は くれぐれも慎重に。
ぼろぼろになった 誰かの日記帳のようだ。
いよいよ明日は 私の初めての任務となる。
考えるだけで 胸が高鳴り なかなか寝付けない。
いったい どんな村なのだろうか?
私に課せられた任務は 魔物に狙われた村を守り
将来に渡り 寄せ付けない対策を考えること。
とても 責任の重い任務だ。
師は 私なら この重要な任務を達成できると思い
任せてくださったのだろう。その信頼がうれしい。
師の期待に応えるため 私は力を尽くそう。
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