牙をむき、
2匹の悪魔は姿を変え、2メートルくらいの真っ赤な炎のような姿になって僕に襲い掛かってきた。
それより早く、僕は(剣は)剣を構えることもなく、剣を振り下ろし1刀で右の悪魔を両断し、返す刀で二匹目の悪魔を胴体で真っ二つに切断していた。
すさまじい叫び声が上がり、悪魔は砕け散った。
まわりにいた百人ほどの人たちは、ハート目がふつうのめに戻り、その場にへなへなと座り込んだ。
数人が小さな消え入るような声で「青き勇者さま、ありがとう」と言った。
百人のだれも、土気色の顔色で生きているのが不思議なくらいで、動けなかった。
青いペガサスがやってきて言った。
「ひどい作戦でしたね、とりあえず、下着つけてくださいね」
僕は裸なのを夢中で忘れてた。赤くなってパンツとシャツを着た。
鎧は一人で着るのが難しかったが、なんとか着た。
そこへ赤い魔女が沢山の赤い小鳥に曳かせたバスケットに乗ってやってきた。
赤い魔女はバスケットから地上に降りると、なにか呪文を唱えて、力を解放した。
あたりに光のキラキラが飛び散ったかと思うと、土気色だった人々の顔に血の気が甦り、人々はてんでに大きなため息をつくと、「あ~~助かった。すごい美女がいると聞いて見にきたらえらい目にあった」
「すごいイケメンがいるって聞いたんで来てみたら、ありえな~いめにあったわ~」
赤い魔女「みなさん、赤い都の自宅まで歩いて帰れますか?」
「きついなあ~魔女さま~~なんとかして~」
「仕方ないですね」赤い魔女は呪文を唱えると、赤い小鳥が100羽ほど、バスケットから外れて、大きくなった。「みなさん、その赤い小鳥に乗ってください」
「はーい」人々はなんとか手近な赤い小鳥に乗った。すると小鳥たちは飛び立ち、赤い都を目指した。
赤い魔女「ご苦労様です。私がパラメータあげたのはあまり役にたたなかったみたいですね」
青いペガサス「いいえ、おかげで悪魔を一刀両断にできましたよ。赤い魔女さま、ありがとうございます」
僕は赤い都に帰ると、そこで待っていた青き女王と共に銀の城に帰った。
そこで、ぼくは風呂屋みたいな大きなお風呂にはいり、湯だりそうになるまでバタ足で泳いだ後、上がって召使に服を着せてもらい、女王と大食堂ででっかいビーフステーキとメロンをたらふく食べて、寝た。
(僕の部屋~~~♪僕のベッド~~~♪(((o(*゜▽゜*)o)))わーい)
もう人生最高だった。