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輝ける魔人バスター

すさのお

[すさのお]

キャラID
: ZN627-505
種 族
: プクリポ
性 別
: 男
職 業
: 旅芸人
レベル
: 130

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写真コンテスト

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すさのおの冒険日誌

2018-04-16 12:11:30.0 2018-04-21 07:00:57.0テーマ:その他

連載 第23話 青き女王

*僕、エタるな!*
「おーい、大丈夫か?ナナや!」
さっきのおじさんが駆け込んできた。
転がっている石の王様をふんづけて、巨大な石の女の子のところへ行った。
「あーーん、パパ、足が焦げちゃった。」
「だいじょぶかい?よくがんばったね。パパはお前の事誇りにしてるよ。さあ、最後の回復薬だよ。お飲み」
「ありがとう、パパ」
おじさんは女の子に回復薬というものを飲ませると、女の子の傷が治った。
「よっこらしょ。なんか体のあちこちが痛いなあ」
とぼやきながらボロボロの王様が起き上がった。
城の入り口を守っていた兵隊2人が駆け込んできた。
「王様、ご無事ですか?」
「うむ、大儀であった。くるしゅうないぞ」
そう王様は言うと、玉座に戻ったが、体があちこち痛そうだった。
青いペガサスが玉座の間に入ってきた。
「石の王さま、ようやくお戻りになられたようですね」
「これは、青き女王の化身の青いペガサスどのか。なんかあまり良く覚えておりませんが、うまそうなオパールが献上されたので、食べてしまったのがいかんかったようですな。以降気を付けます。ご迷惑をおかけしましたな」
「お元気になられたのであれば、なによりです」
「元気とは言えませぬが、まあ暫く休めば元気になるでしょう」
「では、青き勇者様、ここは片付いたようなので銀の城へ帰る前に黄の都市でハルノくんの作ってくれたおやつをたっぷり食べましょう」
僕は青いペガサスと黄の都市へ帰り、黄の魔女のおごりでハルノくんの作ったお菓子やチョコをたらふくたべて残りはお土産に持って帰った。

銀の城に帰ると、青き女王より言われた。「これであなたは青き王の条件を満たしました。」
「即位の儀式を行い、青き王になり、これよりあなたの寿命の尽きるまで王としてここにいていただきたいのですが、ご承知いただけますか?」
「OK牧場」
ただちに女王は青き王の即位の式典の準備を命じた。
銀の都市の町中が青き王を迎える準備で湧きかえった。



きょうは僕の即位式の日。きょう、腹黒田高校1年の田中太郎は、ジルコニアの青き王となる。
即位の式典は銀の都市の入り口から
僕は、なぜかパンツ一丁で入場させられる。
靴も立派な金糸で縫った絹の靴を履き、金糸で織り上げたマントをつけている。
ただ、体はパンツ一丁。
痩せてる僕はあばら骨が浮き出て前かがみで貧相なことこの上ない。
高らかなファンファーレともに正装した楽隊が賑やかな音楽を奏でながら僕の前をいく。
銀の城を目指して歩いていくと、途中で白い上品なおばあさんの魔女が青いサファイアの鎧の靴と手袋を履かせた。
つぎの町の角で赤の眼鏡の痩せた魔女が僕に青いサファイアの鎧の下パーツを履かせた。
次に町のまがり角で緑のデブの魔女が青い鎧の上をつけた。
つぎの噴水のところで黄の小柄なつぶらな瞳の魔女が青い剣と兜をつけてくれた。
完全武装になったところで、楽隊の音楽が賑やかな曲から荘厳な曲に変わった。
僕は銀の城の大広間に入った。
そこに女王が玉座に座っていた。
女王は全身に青い小さなリボンを散らした青いロングドレスを着て髪はふんわりとした盛髪に白い小さなリボンを散らしている。物凄く可愛い。
そしていつもの金の王冠を被っている。

僕が前まで進むと、僕の前に来て、僕にchu!とキスをした。
僕は顔が真っ赤になり、なにをしたらいいか全部忘れてしまった。
女王がそっと「兜をとってください」といったので兜を外すと、頭にサファイアが散りばめられたの金の王冠をかぶせて、僕にサファイアの王笏をもたせた。
僕は女王と二人で2階のバルコニーから広場に集まった人々に姿を見せて両手をあげて答えた。
人々の歓声があがり、城の城壁から燃え上がるように花火が大量に打ち上げられた。
そして、町中がパーティ会場になって、女王の大判振る舞いの料理と飲み物と、パレードが始まった。
人々の歓声が響き渡る「万歳!万歳!青き王様おめでとう。」青き女王が、そっと田中太郎の横によりそい微笑んでいる。
(まだ、契れてないんだよな・・・・・ごめんねアルテミシアちゃん、あと1年か2年無理かも。でもがんばるね)エタるな!青き勇者よ!
FIN




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