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ウワサのプリンセス

まりん

[まりん]

キャラID
: HC690-962
種 族
: 人間
性 別
: 女
職 業
: 海賊
レベル
: 133

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まりんの冒険日誌

2016-03-27 01:42:18.0 2017-01-13 09:40:34.0テーマ:その他

☆女王ディオーレの青春日記☆第6p

〇月〇日


まだ、夜も明けきらないうちに、最低限の荷物を持ってお城を出る。

駅のホームに着くと、お父様が.…

いつもの優しい笑顔で、「いつでも帰って来ていいんだぞ。」と言って、おもむろに抱きしめてきた。

普段なら恥ずかしくって、すぐに自分から離れる所だけど、この時ばかりは箱舟が出発する直前まで離れる事が出来ない・・・

お父様が私の不安な心を取り除く様に、何度も何度も頭を撫でてくれてたから。


箱舟が発進して、車両のシートに座って周りを見渡すと、まだ朝も早いというのに、色んな人達が乗っている。

商人みたいな人、見るからに強そうな冒険者、種族もばらばら・・・
そんな中、1人の少女に目が止まった。

とんがり帽子に、使い込まれてそうな杖、全身綺麗なアイスブルーで統一された服装の少女。

魔法使いかな?賢者かな?

ぼーっと、眺めていたら、到着のアナウンスが流れた。

どうやら、ガタラに着いたようだ。

いそいそと、その少女の座っている席の横を抜けて、ホームに降りる。


やっと着いた~!!!

心躍らせながら階段を上り、広場に出た。

ここが、大都会ガタ・・・・・ラ

だ・・大・・都・・・・・・・・・・・ ・・・・・人居なくね?

ま、間違えて降りちゃったかな?

ちょっと、あのドワーフの人に聞いてみよう・・・

すみません、ここってガタラですよね?

「んだ」

ガタラ大勝利!!のガタラですよね?

「んだ」

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ショックで、ちょっと放心状態のまま、ガタラの街を散策…

色々見て歩きながら、少しずつ現実が見えて冷静に成りつつあった。

そして、発掘ギルドの更に上にある展望台でひと休み。

今までヴェリナード城のテラスから見ていた城下町とは、全く違う街並みの風景…

その高台から初めて見る景色はとても素敵で、ふと気がつくと大声で歌っている私がいた。

高台に立つと、つい歌ってしまうのはなぜ?

いまさらになって、自分の癖というか条件反射的な行動に気づかされたw


・・・・・決めた!!


単に私の思い込みで、想像とは違ったけど、やっぱりここに住もう!!



高台を降りて、住宅村に向かう途中、ドルボードの修理屋さんを見つけた。

故障の説明をして、状態を確認してもらったら、部品もあるので明日までには修理出来るとのこと。

しかも、まだ保証期間内ということで修理代は無料らしい^_^ラッキー


そんなこんなで、ようやく住宅村に着いて、できるだけ希望に沿った立地条件の土地をさがし始めた。

私の歌声がご近所さんの迷惑にならない様な場所にしないと・・f^_^;
あと、出来ればバザーも近くて・・・

あれ?ここの地区誰も住んでないぞ!!

・・・よし!!

ここにしよう!!

早速手続きをして、お金を払ってしまお〜っと!

はぁ~~今日は疲れた><

とりあえず今日は宿屋に泊まって、家は明日かな?!



ちなみに・・・不動産屋さんの話だと、他の大陸はほとんど土地が空いていないらしく、特に人気地区は、近隣住民とのトラブルもたま~にあるそうで・・・

その点ガタラは心配ないとの事でした^^


結果的に、ガタラに決めた私!大勝利!!って事で♪ヽ(^o^)丿


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

最後までご覧頂き有り難うございますm(__)m

非常に個人的な妄想、物語日記になっておりますが、過去の投稿もご覧になって頂けると幸いです。

それではまた、次回のディオーレ日記でお会いしましょう^^b 
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