〇月〇日
先日のコインボスの戦いから、少し落ち込んでいた・・・
私がみんなをピンチにさせてしまった事もあるが、それより・・・
パイン・・・
きっと、1人の時にコツコツと練習してたんだろうな・・・
それに引き替え私は・・・
旅に出て最初の目標であるマイハウスを持ってから、それだけで満足してしまい、自由な生活に甘えて、弛みきった生活になっていたんだなぁ・・・
・・・・・・・・
ねぇ。
何の本読んでるの?!
「失礼いたしました。」
「これはヴェリナード魔法戦士団の指南書でございます。」
ちょっと見せて頂戴。
「どうぞ。」
あちこち補修の跡があって、とても大事にしている本だと一目でわかった。
パラパラとページをめくっていると、ある1節に目が止まった。
・・・・・・
弓を学び、弓から学べ
弓の弦は、強過ぎず弱過ぎず、程よい弦の張りにすべし。
強過ぎれば、弓は折れ矢を放つ事叶わず。
弱過ぎれば、矢は放たれるが、的に当たる事なし。
程よい張りであれば、千変万化の矢を放つ。
ヴェリナード魔法戦士団として、日々の心構えと、同じと心得よ。
・・・・・
ふ~ん。
ありがとう。
本を返すと、突然パインからPTのお誘いが!
「おねぇ~ちゃ~ん!コインボスのカードあるから一緒にいこ~!!」
!!!
カードって、そのカードどうしたの?
「今日ね、フランちゃんに誘われて一緒にカジノにいってきたんだ!それでね・・・」
・・・・・あの女ぁ!!o(`ω´ )o
今行くから待っててね~o(^▽^)o
「うん!みんなで待ってるよ~!」
一番倒さなきゃならない敵が、身近にいたなw
「いってらっしゃいませ。姫様」
愛用の弓を背中に担ぎ、3人の元へ急いだ。
少し緩んでいた弓の弦を、ちょっとだけ強く張り直して・・・
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
最後までご覧頂き有り難うございますm(__)m
非常に個人的な妄想、物語日記になっておりますが、過去の投稿もご覧になって頂けると幸いです。
それではまた、次回のディオーレ日記でお会いしましょう^^b