〇月〇日
タイタス号で一夜を明し、朝になる頃にはグランゼドーラ城の港に到着した。
船を下りて、そこからエレベーターで城下町に。
エ、エレベータなんて物があるのか・・・
そう!これこれ!!
初めてガタラに到着した時、勝手に想像していた街並みがそこにあった。
私もパインも大はしゃぎだったw
「早くいくよ!観光じゃないんだからね。」
フラン様おねがい!
ちょっとだけ!
一枚写真撮ったらすぐ行くから。
「ったく・・・じゃぁ町の入口で待ってるよ。」
急いで、あちこち写真を撮りまくった。
お城に教会、劇場に噴水・・・
ヤバイ!ここに住みたい!w
一通り写真を撮り終えて、急いでフランの所に向かった。
「ちょうど、セレドまで行く行商の馬車があったから、それに乗っていくよ。」
えぇ~!
せっかくきたんだからドルボードにのって・・・
「いいからいくよ!!」
は、はい・・・
なんだかフランご機嫌ななめ・・・
意外と、馬車にゆられながらの旅もいいものだな^^
馬車の中で、向かい合ったフランに、ダーマ神殿について聞いてみた。
「簡単にいえば、五大陸にもダーマの神官がいるだろ?」
「そいつらはみんな、これから行くダーマの神殿からきた奴らなんだよ」
「ダーマの神殿にはダーマの神が奉ってあって、そこに神官すべての代表になる大神官ってのがいるんだよ。」
それじゃ、その大神官からの試験をうけるの?
「それはまた、別の奴なんだけど・・・」
「あたしは、そいつが大っ嫌いなんだよ!」
「生意気に!いつでも全て分ったように上から物をいいやがって・・・」
う、うん。
フランがご機嫌ななめなのは、その人のせいだったんだな・・・
しばらくしてセレドに到着。
グランゼドーラの城下町ほど派手な感じではないけど、洗練されてて、なんとなく身の引き締まる町だ。
「それじゃ、明日に備えて私は寝るから。」
「大好きな観光もほどほどにして、しっかり休みな。」
「寝坊すんじゃないよ!おやすみ!」
そう言ってフランは一人でセレドの宿屋に入っていった。
いやいや、こんな早い時間に寝れないよw
フラン・・・やっぱりご機嫌ななめ・・・><
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最後までご覧頂き有り難うございますm(__)m
非常に個人的な妄想、物語日記になっておりますが、過去の投稿もご覧になって頂けると幸いです。
それではまた、次回のディオーレ日記でお会いしましょう^^b