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ウワサのプリンセス

まりん

[まりん]

キャラID
: HC690-962
種 族
: 人間
性 別
: 女
職 業
: 海賊
レベル
: 133

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まりんの冒険日誌

2016-04-15 00:22:41.0 2016-04-15 00:32:27.0テーマ:その他

☆女王ディオーレの青春日記☆第25p


〇月〇日


「おはよ~。」

「昨日は悪かったね。」

「年甲斐もなくあたっちまって。」

「もう、大丈夫だ。」

昨日はご機嫌ななめだったが、今朝になると大分落ち着いた様子だった。

「それじゃ、いこうか。」



ダーマ神殿

ダーマの神は、あらゆる職業の身なりに、変わることができ、性別も自在に変えられたという。

って、神官の人が言ってたf^^

昨日フランが寝た後、少しだけ観光しにダーマに行ってきたんだよねw


ダーマに到着して、一階正面の扉を何枚か開けて進むと、ダーマの像の前に眼鏡のイケメンが一人立っていた。

私達の到着を待っていたかの様に、眼鏡をクィッっと上げ、話だした。

「お待ちしておりました。」

「早速ですが、試験の説明を致しましょう。」

「とは言っても、説明する程ではないのですが、私の召喚したモンスターと戦って頂き、見事打ち破れば合格です。」

「それでは、ディオーレさん、パインさん、ライカさん、準備はよろしいですか?」

あれ?

フランは?フランは一緒に戦わないの?

「実はこいつとは古い付き合いでさ、昨晩おまえ達が寝てる間に、内緒であるお願いをしてきたんだよ。」

「元々私はこの試験は必要ないしね、厳しい戦いになるだろうけど、お前たち3人だけで、試験をクリアしてごらんよ。」

正直不安だけど、ここまで来て引き下がるわけにはいかない!

三人で顔を見合わし、強くうなずいた。

「それでは、試験の場所に移動いたしましょう。」

私達三人は強い光に包まれて、戦いの場所に移動した。

イケメンが正面に立ち、大きい魔法陣を広げると、その中から激しい雄叫びとともに、見たことのないモンスターが現れた。

「これでよろしいですか?フランさん」


「問題ない!希望通りだよ。」

遠くの方からフランの声が聞こえてきた。

「悪いね。みんな。いつもは違うモンスターが試験の相手なんだけれど、ワガママ言ってこいつに変えてもらったんだ。」

たしかに、以前一度受けたと言っていたライカも、驚いた様子だった。

「ドラゴンガイア・・・気性の激しいモンスターだけど、おまえ達ならきっと倒せるはずだよ。」


そして、三人の試験が始まった。



最初は、バイキルトから。

パインもいつも通り。

ライカも武器を構え攻撃にかかる。

が、

ガイアのはげしいおたけびでライカが吹っ飛んだ!

そして今度は私の所にガイアが向かってきた!

もえさかる炎。

かなりキツイ攻撃だが、なんとか耐えた。

それを見てパインが回復。

動けるようになったライカが天下無双で連続攻撃。

通常の攻撃も強烈だが、パインがなんとか回復し続けてくれていた。

ガイアは私を狙っているようだが、攻撃しながらライカが壁となり、少し動きが遅い。

さらにパインがライカにヘビーチャージ!

そのおかげで、少し距離を置きながらガイアをおびきよせる。

ガイアの足が止まった!

「おたけびくるよーー!」

と、私が叫ぶと

その一言で、理解したライカがガイアの後ろに回り込み、はげしいおたけびをよける。

さすがライカだ。

すると、ガイアがまた足を止めて、持っている竜玉を掲げた。

その隙にライカが攻撃するも、どうやら攻撃が当たってない様子。

だが、ライカは気づいていない!

「ライカー!」

ようやく気付いたライカが防御の態勢。

今は耐える時間だ!

パインがスクルト、フバーハを重ねる。

ガイアの標的が変わる度に誰かが壁となり、最小限に攻撃をかわす。


竜眼の効果が切れた!


ライカがすぐさま攻撃に移る。ウェイトブレイクにシールドブレイク。

ガイアを弱体させつつ、キャンセルショットで攻撃を一瞬封じる。

私もMPを配り、ピオ、バイキを切らさぬようにしながら攻撃。

パインは距離をとり、タイミングを見計らっては回復、ヘビーにスクルトにフバーハ。



誰も集中力を切らす事なく戦い続け・・・



結果、なんとかドラゴンガイアを倒す事が出来た!!


「お見事です!」

「それでは、元の場所にもどりましょう。」


私達が戻ると、フランが自分の事のように喜んでいた。

「やっぱり、私が見込んだ仲間だよ!」

「すまなかったね。おまえ達を騙す様な事してさ。」

「でも、どうしても見ておきたかったんだよ。」

「この先の未来をさ。」

「お前たちのおかげで、この眼鏡ナルシストに一泡吹かせる事が出来て、一石二鳥だよ!!」

「疲れただろう。今日はゆっくり休みな。」

「スキル解放は明日改めてしてもらおう。」

確かに、緊張がほどけ、一気に疲労が押しよせてきた。

まだ明るいが、今ならいくらでも寝れそうだ。


最後までご覧頂き有り難うございます。
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