〇月〇日
レンダーシアのスキル上限解放が無事終わり、家でスキルをもう一度見直していた。
やっぱり、苦手なレンジャーのレベルを上げて、弓のスキル上げたほうがいいかな・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あのさぁ、一応王立魔法戦士だよね?
「はい。」
こんな所にずっといて、大丈夫なわけ?
「姫様に従事する事は、国を守る事と同義と思っております。」
まぁ、あんまり強そうに見えないもんね。
だから、こんな任務を任されたんでしょうね。
「お言葉ですが、姫様。」
「私は姫様より多少腕が達と存じます。」
・・・・・・・
ハァー?( ゚Д゚)??
ちょっと聞き捨てならないわね!!
いいわ!
相手してあげる!!( `ー´)ノ
「申し訳御座いません。お仕えする姫様に剣を向ける事など出来かねます。」
私が良いって言ってるんだからいいじゃない!!!
「申し訳御座いません・・・」
な、なんなのよ!
あ~!!もぅイライラする!!
出かけてくる!!!
「いってらっしゃいませ。姫様。」
やり場のないイライラを抱えながら、適当にドルボードを走らせていた・・・
ガタラ原野を抜けサーマリ高原へ・・・
ブツブツと独り言を言いながら走らせていると、何かにぶつかった!
おにこんぼうだ!
しかし、イライラしている今の私にとっては恰好の相手だ!!
うっぷんを晴らすかのように、矢を打ちつづけた!!
さみだれうち!さみだれうち!さみだれうち!さみだれうち!・・・
が、
つうこんの一撃!!
イ、痛ァーー!(>_<)
その時!!!
私のナイト様♡黒竜丸の王子様♡
登場!!( *´艸`)
目にも止まらぬ剣技で、おにこんぼうを瞬殺!!
で、前回同様、無言で立ち去っていった・・・・
彼は一体・・・
こ、これは報告せねば!
ラッカランのカジノにいるフランの所に飛んだ。
フラン!!
ちょっと聞いて!また例の王子様が・・・
「なんだい?!誰だって?」
ついさっきまでの出来事をフランに説明した。
「あのさぁ・・・」
「お前、鈍いっていうか。天然っていうか・・・」
「そいつの正体まだ分らないのかい?」
え?!( ゚Д゚)
フラン知ってるの?!
「・・・・・」
「今、いいところなんだから邪魔しないでおくれよ!」
「さっさと、家に帰ってお茶でも飲んでな!」
フランの知ってる人物なのか・・・?
誰だ・・・?
ライカなら知ってるかな?
コロシアムに行って聞いてみよう・・・
「どうしました?^^」
「一緒に参戦しますか?今ようやくAランクになった所なんですよ^^」
いや・・・
ライカは、黒竜丸の王子様の正体ってしってる?
フランは知ってるみたいなんだけど・・・
「もちろん、知ってますよ!^^」
え?!( ゚Д゚)
「初めてディオーレさんのお宅にお邪魔した時に、すぐ気づきましたよ^^」
え、え?!
「分らなかったんですか?^^」
ま、まさか・・・・
あいつ?!・・・メルーが?・・・
た、確かに買ってくるお土産、私が出かけた場所の・・・
ライカ・・・ありがと・・・
そうだったのか・・・
今更、変に意識しても仕方ないけど、たまには私がお土産でも買って帰ろう・・・
ただいま~~(*´▽`*)
って・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ちょ!!
「し、失礼しました!只今着替えて参ります!」
・・・・・・・・"(-""-)"
「お、お帰りなさいませ姫様。」
「只今、お茶のご用意を致します。」
はい、これ。
一応、我が国の魔法戦士なんだから、ほうきばかり握ってないで、この位の剣はお持ちなさい!
ヴェリナード王国を守るんでしょ?!
それと・・・
はい、アクロバットケーキ。
たまには、あなたもこっち来て一緒に食べなさい。
でも、あんまり食べ過ぎちゃ駄目よw
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最後まで御覧頂き有り難う御座います。
今回は、☆女王ディオーレ日記☆本編の番外編として投稿致しました。
以前の投稿作を見てないと、イマイチ理解出来ない内容だと思います><
是非ともお時間があれば、以前の投稿日誌も御覧になって下さい(*´ω`*)
本編26話と27話の間に起った出来事です。