来月、八王子で行われるドラクエVのコンサート。
フレさんが参戦するという話を聞きました。
そのフレさんとは会ったことはないけれど
写真で顔を知っていて
通話で声も知っていたからか
すごく身近に感じていて。
いつかは会いたいなーと思っていて。
もしも…もしもコンサート行ったら…
会えちゃう!?
閃いた次の瞬間には
「私も行く!」
と、お伝えしていました。
どうも、日々思い立ったが吉日で動いておりますウルムドです。
話を聞いたのが、チケット発売から少し日が経ったくらいの3月。
そのフレさんがもともと違うフレさんと行く約束があったようだったので、私の方でも別なフレさんをお誘い。
3階席だけど、運良く連番で席を取ることができました♪
で!!
チケットは取れたものの。
そこからの3ヶ月で、私はある目標を達成せねばならなくなりました。
その目標とは…
「ドラクエVをプレイして全クリする!!」
!!!
いや!?
やったことなかったんかーい!!
やったこともないのにコンサート行こうとする暴挙!
つくづく自分は「誰か」が絡むと行動力が出るなぁと思いますw
で、です!!本題。
ドラクエVをやるとなると、物語の核となるのはタイトルにも書いた通り「嫁選び」になるだろうと予想していました。
プレイすると決めた時に、すぐ思い出したことがありました。
いつだったか、リアル兄から聞いた推し嫁のお話。
「ビアンカやって、フローラやって、そこを歴てから分かる良さがデボラにはあるんだよね…
攻撃力高くてキャラクターが強いとか、そういうんじゃなくてね…」
と、ポツリと呟くように言っていました。
独身街道まっしぐら、女の影も形も、微塵も見せなかった兄が!
女性を語るなんて…!!
その時の衝撃は忘れられるものではなく
「いつかドラクエVをやる。嫁はデボラだ」
と私に決心させたエピソードでもありました。
デボラを嫁にできたら、今まで謎に包まれていた兄の生態の一部が掴めるかもしれない…
満を持してドラクエVをスタート。
(※以下ネタバレ注意)
幼少期はひたすらワクワクしてました!!
ビカンカとの思い出は、映画では全カットだったので見られて嬉しかったです。
ただ思い出は思い出だし、大人になったら別々の道を生きるなんてザラにあることさ。
と軽く受け止めておりました。
(会う前から推しの)デボラとも、幼少期にすれ違うシーンがあるわけなんですが
未来の妻(願望)がその時に自分へ放った言葉はたった一言
「邪魔よ!!」のみ。
ぶっちゃけ、ときめきました!!
もうその場で踏んでくれ!!
って思った。
こういう事だよね、お兄ちゃん?
ニヤニヤが止まらない。
その後の夫婦生活が楽しみで楽しみで仕方ない。
そしてとうとう!
ついにやって来ました嫁選び。
…の前に。
滝の洞窟!!
なぜでしょう?
なぜビカンカついてきたんだ???
アレのせいで…ぼくは……
ぼくは…!!
彼女に…
ほだされてしまった……orz
最初はノリよく楽しそうなのに、どこか空元気で。
水のリングをゲットしてからは全く喋らないじゃん!?
なんなのー!!
ワイが選ばなかったら、いじらしいこの娘は山奥の小屋で生涯独身でひっそりと暮らすんだろう?
知ってるぞおおお!!!
半ギレながらも泣きそう、という複雑な感情で結婚前夜を過ごしました。
そして決心が揺らぎまくった私が選んだのは、ビカンカ。
その後、二人の子宝に恵まれます。
ああこんな自分にも子供が…とささやかな感動に包まれたのも束の間。
ビカンカはこう言います。
「愛してるわ…」と。
この時の複雑な気持ちを、誰が分かってくれると言うのだろう。
ただ一つ言えることは、リアルでは、絶対に、妥協なく自分が好きだと思った人と結婚するべきだ。
ということ。
その後もたびたび紡がれる彼女からの愛の囁きに、私はどう応えてよいかずっと戸惑っていました。
エンディングでダンスする様は、滑稽にも見えた。
ビカンカのことは好きだし可愛いと思っている。
でも、忘れられないのは
あの子供時代、本当の私を、欲望を、踏みつけてほしいと願った心。
小魚みたいと笑ったあの人。
これは裏切りになるだろうと進行形で悩んでおり、デボラルートをプレイする事ができずにいます。
兄に会ったら、酒飲みながらオレの嫁について語る会を、この悩みを、絶対に聞いてもらおうと思います。
その前にオフ会でめっちゃ話すかもしれないw
皆さまの推し嫁は誰でしょう?
どの嫁でも、その後の主人公達が幸せに暮らしていたら…と祈るばかりです。
すごいゲームでしたw(こなみ)