※ボス戦ネタバレ注意※
1年以上放置していたドルワーム王国のシナリオ。ラスボスよりも強力という噂もあったので、守備力600以上を目安にして鍛錬。この守備力が期待できるのは当然パラディンだけ。レベル81まで上げたところで目標の数値に到達したので、意を決して挑戦した。念のため、復活場所はゴブル砂漠西のキャンプ地にセットした。攻撃力はハンマー装備で357、スティック装備で234。守備力は605+30である。HPは430以上確保した。
公式ガイドブックなどの説明では翼が消滅する5分間でどこまでHPを削れるかの勝負とあったが、攻撃、回復、補助全てを1人でこなさなければならないサポ無しソロプレイではどうしても攻撃の効率が落ちるので、せっかく与えたダメージもHPパサーで回復されてしまうだけである。従って、この戦闘のポイントは、
『翼が消滅するまでの5分間をいかに耐えきるか』
にある、と言ってもよい(あくまで『完全』ソロプレイの基準であり、普通のプレイスタイルとは全く異なることを断っておく)。
戦闘開始。最初の5分間はとにかく呪文攻撃やデバフを耐えきるため、スティックを装備し、いの一番にキラキラポーンをセット。これで眠らされても怖くない。呪文ダメージが100~120、通常攻撃が50程度であるが、これらはベホイミ、リベホイミで十分回復することができる。いてつく波動が飛んでくる度にキラキラポーンのかけ直しに忙殺されるが、この間はピンチに陥ることはほとんど無かった。
戦闘開始から5分が経過する直前に会心ガードをセット。翼が消滅すると痛恨の一撃を放つようになり、まともに受けると一撃でやられてしまう。かといって早めにセットしすぎるといてつく波動で無駄になってしまう。会心ガードはバージョン2の頃と比べて弱体化しているが、消費MPは10のままと非常に重いのである。
5分経過し、翼が消滅してからが勝負。武器をハンマーに持ち替え、スカラと会心ガードを絶対切らさないようにしながらダメージをどんどん与えていく。こちらから与えるダメージは通常攻撃で100程度、会心の一撃で何と350。逆に受けるダメージはスカラを1回唱えている状態で最大18まで軽減できる。ばくれつけんも合計30近くのダメージに過ぎない。ただ、痛恨の一撃は会心ガード込みで120程度受けるので、受ける前にリベホイムをセットして回復する。
シナリオの大ボスだけにいてつく波動もよく放ってくるので、かけ直しも必要である。もちろん最初にかけ直すのは会心ガード。波動でガードが切れる直後に再セットし、痛恨の一撃をまともに食らう隙を見せないようにすることがポイントである。次いでスカラ、リホ系呪文の順にかけ直すとよい。
このポイントさえきっちり押さえていれば、HPが半分、1/4になったときに怒り状態とならなかったこともあり、窮地に陥ることはほとんど無かった。操作ミスが怖いので会心ガード以外の特技は一切使わずに通常攻撃でダメージを与え続けた。
キーエンブレムでは最強のボスなのでかなり時間がかかることは覚悟していたが、終わってみれば討伐タイムは何と20分を切る、という結果。会心の一撃を連発したことが時間短縮につながったと言えるだろう。
これにより、念願だったキーエンブレムのコンプリートがついに叶った。