8月2日、いよいよ「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン」の発売となりました。
サービス開始を記念して、ドラゴンクエストXの開発チームを代表し、ゼネラルディレクターを務める堀井雄二氏、齊藤陽介プロデューサー、藤澤仁ディレクターから皆様へのご挨拶をさせていただきます。
ゼネラルディレクター:堀井雄二
皆さん ようこそ いらっしゃいました。
ドラゴンクエストXオンラインの世界が いよいよ本格的に スタートしました。
ドラゴンクエストシリーズで はじめてのオンラインゲーム(MMO)
ということで ボク自身 期待と不安で いっぱいです。
いったい この世界で プレイヤーさんの皆さんのどんなドラマが
展開されていくのか? たとえ人とパーティを組まなくても
他の人の存在を感じられる世界は それだけで楽しいではないでしょうか。
気軽にちょっと遊びにいける、もうひとつの世界がそこにある。
そして そこにいけば いつもと違う別の自分になれる。
そんな場所になれたらいいなあと思っています。
人生はロールプレイングです。
2012年8月吉日 堀井雄二
プロデューサー:齊藤陽介
ドラゴンクエストXプロデューサーの齊藤です。
ようこそ、ドラゴンクエストの世界へ!
というわけで、いよいよ皆さんの冒険がはじまります。
「アストルティア」に降り立った際には今までに無い感動を
味わって頂けるのではないかと思ってます。
そこで1つお願いを。
今回、「酒場でのサポート仲間登録」や「元気玉」といった
「ゆっくり遊んでも(ゲームを中断しても)経験値やゴールドが入手しやすいシステム」を入れこみました。
そういうわけで、ぜひ「ゆっくりまったりドラゴンクエストの世界を堪能して欲しい」と思っています。
ぜひ、友人知人お誘い合わせの上、ドラゴンクエストの世界に遊びに来て頂ければなと考えています。
それでは「アストルティア」でお会いしましょう!
ディレクター:藤澤仁
去年の3月。
地震があった日も、自分たちはドラゴンクエストXを作っていました。
日本中が大変な状況になり、しばらく開発はストップしました。
少し時間が経って開発が再開した頃には、こんなことで迷いました。
「日本がこんなときに、自分たちはゲームを作ってていいんだろうか」
正しい答えは、今もわかりません。
ですが、開発スタッフ一人ひとりが、それぞれに迷い、悩みながら、
「このゲームを待ってくれている人がきっといる」と信じて、今日まで作り続けてきました。
だから、このゲームはいつも、遊んでいる人の顔を思い浮かべながら作り続けられたような気がしています。
今度は、プレイヤーの皆さん一人ひとりが、ドラゴンクエストXの世界「アストルティア」で、
それぞれの楽しさや喜びを発見してくれたなら、私たち開発スタッフにとって、これ以上の喜びはありません。
皆さんのお越しを、お待ちしております!