トピックス

アストルティアの冒険者がどんな冒険をしているのか、そして今世界ではどんなことが起こっているのか、その一端をデータで解き明かす「国勢調査」を発表します。

毎年アストルティア生誕祭にあわせて実施している国勢調査も、記念すべき10回目。
今回は10周年を迎えた2022年8月2日前後のデータを中心にご紹介します。

文章量の多い記事ですので、お時間のある時にご覧いただければ幸いです。

まずは「国勢調査」の基本項目、キャラクターデータの公開です。
このデータは、集計日の直近30日以内にログインした全キャラクターを集計対象としています。

アストルティアの冒険者たちの性別・種族分布です。

キャラクター性別分布

今年は女性の割合が0.6%増加しました。毎年緩やかながらも、女性冒険者の増加が進んでいます。初集計となった2012年のデータとも比較してみましょう。


10年間で、かなり変化があったことがわかります。
このペースだと20周年には3分の2くらいは女性冒険者になっているかも……？

キャラクター種族分布

全体的には変化は少ないものの、これまで一番多かったエルフ女性が更にその数を増やしました。

こちらも2012年のデータと比べてみました。


性別分布のとおり女性キャラクターが増えていますが、それ以外の傾向として、プクリポ／ドワーフなどの割合が増加しています。
サービス開始直後はこれまでの『ドラゴンクエスト』シリーズでもなじみのある人間や、それに近い体型のウェディ／オーガの人気が高いと分析していましたが、サービスの経過により個性的な種族の人気も高まったということかもしれません。

この1年間の変化としては、バージョン6.0で新職業「海賊」が登場したほか、バージョン6.1～6.2で一部職業のスキルライン調整や特技調整などが行われました。さて、これらを受け、現在の職業＆武器分布はどう変化したのでしょうか。

職業分布

この1年の変化としては、なんといってもバトルマスターの増加が目立ちます。
バージョン5.4で魔剣士が登場したことでバトルマスターが減少していたものの、バージョン6.1で実施されたスキルライン調整の影響か、増加に転じました。
また、この1年では大きな変更はなかった旅芸人が増加したのも興味深い動きです。バトルマスターの増加により物理攻撃職を中心に据えたパーティ構成が増え、「たたかいのビート」などサポートに優れた旅芸人も増えたものと見ています。

スキルライン調整があった戦士／魔法戦士／踊り子／占い師については、ほとんど変化がありませんでした。
本調査はサポートなかまとして預けられているキャラクターも含むため、サポートなかまとして登録できない占い師や、プレイヤー自身が操作してより真価を発揮する魔法戦士／踊り子は数値の上では変化を受けづらかったのかもしれません。

バージョン6.0で新たに登場した海賊は、1.6%と少なめです。
こちらも上記職業と同じく、大砲の調設置など、サポートなかまとしてよりはプレイヤー自身が操作した方が良い点が数値の上で影響していると考えられます。

武器分布

左手に装備できる武器もカウントするため、二刀流が可能な武器種の割合は高まる傾向にあります。

1年の変化としては、片手剣の増加が目につきます。
最たる要因はバトルマスターの増加が影響していると考えられますが、ギガスラッシュ／ギガブレイクの強化もあり使用機会が増したことや、この1年間でスキルライン調整が行われた職業の多くが片手剣を装備できるため、片手剣の選択肢が増えたのではないでしょうか。

その他の武器についても、ムチはまもの使いの減少、両手杖や扇は賢者や天地雷鳴士の減少の影響など、職業分布の変動を受けている印象です。

武器分布は、初調査となった2013年と比較してみましょう。


2013年と比べると、分布がなだらかになっているように感じられます。「白色の宝箱」や「アストルティア防衛軍」などの実装以降、武器の入手が容易になったので、多様な武器種を試しやすくなったのかもしれません。

武器装備数ランキング

こちらは職業ごとの武器装備数ランキングです。
青字はレベル115以上で装備可能な武器（以下115武器）、赤字はレベル118以上で装備可能な武器（以下118武器）です。
現在、118武器はアストルティア防衛軍の報酬として獲得可能で、115武器は白宝箱からも獲得できます。



主に、115武器、追加効果が大きく話題になった装備、118武器がランク入りしています。

115武器は、その性能もさることながら、見た目が天星郷フォーリオンの冒険にも合う装備であったり、バージョン6.0という大きな節目で登場した武器ということもあり、積極的に買い換えた方も多いのではないでしょうか。
118武器は、登場から本調査まで1か月も経っていないため、まだそこまで普及していないようです。とはいえ「エレガントポイズン」「ブルームワンド」「神緋の鎌」など一部職業にぴったりな装備や、「不死鳥のやり」「ローズソーン」など一部コンテンツで真価を発揮する装備は早々にランク入りしています。
ここしばらくの装備品は追加効果が面白いものが多く、どれも納得の装備が多いですね。今後も新装備の追加が楽しみです。

海賊はバージョン6.0で追加された新職業です。そのレベルはどのくらい上がっているのか、専用スキルライン「ほうげき」にはどんなスキルをセットしているのかを調査しました。

海賊のレベル帯割合

テクニカルな戦い方が求められる職業のためか、レベル上げの状況は比較的ゆっくりめです。この1年はレベルや特訓スタンプの上限解放も多かったため、まだ海賊の育成まで手が回りきっていないという要因もありそうです。

海賊「ほうげき」　160～200のスキルセット状況

各1位は、タッツィのおすすめスキルがそのまま活用されているようです。
特に200ポイントの「連続ロックオンⅡ」を変更している方は少なく、大砲による砲撃を活かして戦うことを視野に入れている方が多いものと思います。武器装備数ランキングの1位が「輝天のオノ」、3位が「翼神のオノ」であり、攻撃力ときようさを高めて砲撃の威力を上げようという意図が感じられる点からも、その可能性は高いと言えそうです。

海賊が装備している武器種の割合

続けて、海賊たちが装備している武器種を調査しました。

1位はオノでした。
大砲は使用者の攻撃力やきようさによってダメージが増加します。オノは攻撃力が高く、上述のとおり、武器装備数ランキングで1位と3位だった「輝天のオノ」「翼神のオノ」はきようさも上がるのでより相性が良いでしょう。
自らモンスターの前に立ち、オノで攻撃しつつモンスター配置を大砲の射線上に調整するという戦い方にも良さそうです。

2位のブーメランは、「レボルスライサー」で大砲やパーティメンバーのダメージを底上げできます。比較的新しめのブーメランは攻撃魔力も上がり、追加効果が呪文向きのものも多いので、攻撃呪文の活用も視野に入っているのかもしれません。

続けて、モンスターやバトルに関連するデータをご紹介していきます。

毎年恒例のモンスター討伐ランキングのご紹介です。

デイリーモンスター討伐数ランキング（宝珠ドロップモンスター限定）

今年もレベル上げやゴールド稼ぎなどでよく話題にあがるモンスターが上位を占めています。

昨年と比較すると、「バッファロン」「おばけヒトデ・強」「ヘルジュラシック」「ダックスビル」がランク外になり、「バザックス・強」「アッシュリザード」「ライオネック」「しにがみのきし」がランク入りしました。

「スライムナイト・強」「バザックス・強」「ダークトロル」はレベル上げでおなじみのモンスターで、これらはすべてデスディオ暗黒平原に生息しています。特に「スライムナイト・強」「バザックス・強」は今年になって討伐数が大幅に増加しています。同じくデスディオ暗黒平原におり、バージョン6.2でも出現マップが増えた「ライオネック」も上昇しています。
その他は、「竜牙石」「破魔石」を入手できるモンスターが入れ替わったかたちでした。

調査日は「メタルフィーバー」の開催期間中でもあったため、メタル系モンスターの討伐数もかなり増加しています。

また、上位のモンスターの討伐数が昨年と比較して全体的に増加しています。
「10周年記念ふくびき」の「記念ふくびき券の切れはし」が入手できる「記念ふくびきマジック」をかけてもらいつつモンスター討伐をする方が増えているのかもしれません。

なお、宝珠をドロップしないためリストには記載していませんが、「防衛軍フィーバー」の影響か、「アストルティア防衛軍」に出現するモンスターの討伐数もかなり増加していました。

バージョン6.0に大幅リニューアルして生まれ変わった「不思議の魔塔」。
専用の職業「魔闘士」となり、なぞを解きながら塔を登っていきます。塔の中で手に入れた素材を使って装備品「不思議のカード」を強化して、パラメータを上げることができます。

一人での挑戦、独自の職業、外のアイテムを持ち込めないなど、「不思議の魔塔」では外とは異なる冒険をすることになります。さて、そんな「不思議の魔塔」でのみなさんの冒険の成果はいかがでしょうか。

不思議の魔塔　突破率

現在の到達できる一番上の階である50階を突破した方は、34.9%でした。バージョン6.2で登れる階層が増えたばかりなのですが、既に3分の1以上の方が突破済のようです。
「不思議のカード」の強化素材である「虹のフェザーチップ」の入手にも関わるため、進んでクリアした方も多いのかもしれません。

不思議の魔塔　最も解かれているなぞと、最も解かれていないなぞ

突破率の影響が大きく、上の階に行くほど割合を減らしていく傾向にありますが、もらえる報酬やなぞ解きの難易度によっても、数値が上下している印象です。

不思議の魔塔　最も達成されている実績と、最も達成されていない実績

達成されている実績の上位は、不思議の魔塔での冒険を続けていると自然に達成できるものが多いようです。
反面、達成されていない実績の上位は、相応のやりこみが必要で難易度が高めです。既に達成済みの方は、熟練の魔闘士と言えるでしょう。

バージョン6.0で登場した「源世庫パニガルム」。
ランダムに構成されたダンジョンを進み、最奥では3パーティ12人でボスに挑戦します。「源世庫パニガルム」で獲得できる「創生珠」で「女神の木」を育てることができ、育てた「女神の木」の種類とレベルに応じてキャラクターのパラメータが上昇します。
『ドラゴンクエストIX　星空の守り人』に登場する「堕天使エルギオス」や、『ドラゴンクエストモンスターズ』シリーズに登場する「じげんりゅう」が出現することで、大きな話題にもなりました。

挑戦するにはバージョン6.0 メインストーリーをある程度進める必要があり、12人のパーティ同盟バトル。一見難易度高そうにも見えますが…最近のデータを調査してみました。

源世庫パニガルム 勝率

全体的に非常に高い勝率となりました。避けられる攻撃も多く、倒れてしまってもほかに11人の冒険者がいるのでフォローしあうことができます。なんだか難しそうと敬遠していた方も、一度挑戦してみてはいかがでしょうか。

女神の木 育成状況

最大HPが上昇する「いのちの木」を優先して育てる方が多いようです。
HPの高さを最重要と認識している冒険者さんも多く、全職業を通して活用できるパラメータであるため最優先で育てているようです。

その後は、ちからが上昇する「ちからの木」、すばやさが上昇する「すばやさの木」と続いています。
合計レベルが140（＝すべての木がレベル14）に到達している方も既にいるようです。

週に一度「源世庫パニガルム」をクリアすると「創生珠」を20個獲得でき、20個あれば低レベルの間は「女神の木」数本を1レベル、高レベルでも1本を1レベル上げることができます。まだ「女神の木」が育っていない方は、まずは週に一度を目標に、挑戦してみてはいかがでしょうか。

その他、既存コンテンツに追加された新要素のデータもご紹介していきます。

アストルティア防衛軍「芳墨の華烈兵団」　討伐成功／防衛成功／失敗の比率

バージョン6.0で追加された軍団で、「アストルティア防衛軍」では珍しく、さまざまな系統のモンスターで構成されている軍団です。
防衛はそれなりに成功しているようですが、討伐はなかなか難しいようです。戦場になっている「ジュレットの町」は高低差や大砲の位置などから、状況把握が難しい点が影響しているのかもしれません。また、「誘殺参謀リランザ」が魅了の状態異常を駆使してくるのも厄介ですね。

アストルティア防衛軍「白雲の冥翼兵団」　討伐成功／防衛成功／失敗の比率

バージョン6.2で追加された軍団で、鳥系のモンスターで構成されている軍団です。
防衛はそれなりに成功しており、討伐に成功したパーティも少なくないようです。
調査日はこの軍団が登場したバージョン6.2大型アップデートの実施日から1週間しかたっておらず、防衛軍の猛者たちが集中的に攻略していた可能性もありますが、失敗の割合が低いところを見ると、「芳墨の華烈兵団」よりは戦いやすいのかもしれません。

万魔の塔「五の災壇」　完全制覇／制覇／生還／全滅の比率

バージョン6.1で追加された新たな災壇で、五の災壇特有のモンスターや仕掛けがありつつも、一～四の災壇に出現したモンスターも多数出現する、どこかお祭り感のある災壇です。
一～四の災壇での経験を活かせることもあるのか、完全制覇に成功するパーティも多いようです。とはいえ、多数のモンスターからルカナンやディバインスペルといった呪文をかけられ、いつのまにか窮地に陥っていることもあるので、どのように対策するか検討してから挑むと良いかもしれません。

次は、バトル以外のさまざまなコンテンツに焦点を当てていきましょう。

他の冒険者を見た時に、「この髪型の人よく見るな」とか「この顔人気だな」などと思ったことはありませんか？
冒険者たちのモデルレシピを調査し、最も使われているパーツを組み合わせたモンタージュを作成しました。

すべての1位のパーツを組み合わせたモンタージュ　エルフ

すべての1位のパーツを組み合わせたモンタージュ　ウェディ

すべての1位のパーツを組み合わせたモンタージュ　オーガ

すべての1位のパーツを組み合わせたモンタージュ　プクリポ

すべての1位のパーツを組み合わせたモンタージュ　ドワーフ

すべての1位のパーツを組み合わせたモンタージュ　人間 - 大

すべての1位のパーツを組み合わせたモンタージュ　人間 - 小

彼らの顔アイコン

いかがでしょうか。
「そういえばこういう感じの人いるよね」と思った方もいるのではないでしょうか。

最も使われているパーツの1位を表にしました。
前回と比較して変化があった箇所は赤字にしています。

最も使われているパーツの1位（男）

最も使われているパーツの1位（女）

全体的には、昨年の調査から大きな変化はありませんでした。
冒険者間で定番と言える姿が形成されているのかもしれません。

人間（小）女性のかみがたタイプ68は、バージョン6.2で追加されたばかりの新髪型です。
他種族／性別とは異なり2色かみがたを使用している点などもふまえると、人間（小）女性には、いろいろと試してみたい好奇心旺盛な方が多いのかもしれません。
なお、かみの色1だけで1位、かみの色2だけで1位をそれぞれ集計したため、結果どちらもゴールドになりました。

ドワーフ男性のはだの色は、これまでの調査で カラー5 → カラー12 → カラー3 と変化していました。カラー5とカラー12はどちらも濃いめの色合いなのですが、今回で突然薄めに転じました。どういった心境の変化があったのでしょうか。

ドルボードでの走行中に他の冒険者さんとすれ違うことがありますが、同じドルボードを使っている人とすれ違うことは少ないのでは？
それもそのはず。なんと調査時点でドルボードプリズムは129種類もあるのです。さて、よく使われているドルボードプリズムはいったいどれなのでしょうか。

よく使われているドルボードプリズム

1位は「プリズムなし」でした。ありがたいことに10周年周辺で新人冒険者さんも増えており、まだドルボードプリズムを入手していないよという方が含まれている影響もあると考えられます。
2位の「聖天のつばさプリズム」は、バージョン6.2 メインストーリーの進行に必要で、調査日はバージョン6.2 大型アップデートからまだそこまで日が経っていない影響でしょうか。今後、飛行に対応するドルボードプリズムが増えると、他ドルボードプリズムの割合が増えていくかもしれません。

3位「モナン＆アクモプリズム」や4位「シルフプリズム」をはじめ、20位以内には一人乗りの可愛らしいドルボードプリズムが多いようです。

21位以下は1%以下の使用率なので、これらのドルボードで偶然一致した場合は、結構レアな体験ということに。何か良いことがあるかもしれない……？

素材となるアイテムを使って、装備品などを作ったり、装備品に錬金効果をつけたりできるのが「職人」です。ゴールド稼ぎの一環であったり、自分で使う装備品や家具・庭具を作るためであったり、誰かに贈り物をしたりと、職人になる理由は人それぞれ。そんな職人に関するデータを調査しました。

職人分布

2年ぶりの調査でしたが、いくつかの職人で多少の変動はあったものの、大勢は変わっていないようです。

レベル75職人割合

バージョン6.2で職人レベルの上限が 70 → 75 に解放されたばかりということもあり、レベル75に到達している方はまだかなり少なめです。レベル70～74の方はどの職人にも20%前後いるため、これから徐々に増えていくのではないでしょうか。

職人別アイテムの作成回数ランキング

これまでに何度かこの調査を行ってきましたが、いわゆる“結晶装備”、職人経験値稼ぎを目的としたアイテム、職人仕事には欠かせないアイテム、人気の釣りざお、各種料理、いわゆる“レアドロ埋め”狙いの「皮のてぶくろ」は、毎回最上位にランク入りしています。先人の知識は脈々と受け継がれているようです。

その他の注目ポイントとしては、レベル118で装備可能な片手剣「妖精の剣」がランク入りしています。
「妖精の剣」自体が強力な武器であること、片手剣の使用割合が増えていること、バージョン6.2で登場した強力なモンスター「冥骸魔レギルラッゾたちⅣ」との戦闘において有効な装備とされていることなどが要因でしょうか。

アストルティアではときどき、特定のアイテムやその材料の需要が急激に高まることがあります。職人仕事をする方で、特にゴールド稼ぎを目的としている方は、アストルティアの流行を押さえておくと良いかもしれませんね。

メインコマンドウィンドウ内の「せんれき」では、これまでの冒険の足跡を眺めることができます。今回は10周年という大きな節目のため、これまでの冒険を振りかえる意味を込め、「せんれき」に関する調査を実施しました。
ぜひご自身の「せんれき」と見比べながら、これまで戦ってきたモンスターたち、寄り道なども含めて楽しんできた成果となる称号などを思い出していただけると幸いです。

「倒した」「みやぶった」モンスターの種類数

まずは、「倒した」「みやぶった」ことのあるモンスターの種類数を調査しました。倒した数が多ければ多いほど、さまざまなバトルを経験してきた方と言えるでしょう。
ご自身が倒した／みやぶったモンスターや種類数は、『ドラゴンクエストX　オンライン』ゲーム内ではメインコマンドウィンドウ＞せんれき＞討伐モンスターリストで、『目覚めし冒険者の広場』では「討伐モンスターリスト」で確認することができます。

グラフは縦軸が「倒した」「みやぶった」モンスターの種類数、横軸はその数に達している冒険者の割合を示しています。グラフの下には、参考として平均値・中央値も記しておきました。





倒した種類数は、1位は1,476体でした。
冒険者全体で見ると、715体以上で上位50%以内に、1,328体以上で上位10%以内に入ります。

10年間で登場したモンスターは、なんと1,500体弱。
みなさんはこれまでに何体のモンスターと遭遇し、倒すことができたでしょうか。

戦ったことがない敵を探したいときは、『ドラゴンクエストX　オンライン』ゲーム内や『目覚めし冒険者の広場』の「討伐モンスターリスト」を参考にしてみてください。『目覚めし冒険者の広場』では、「モンスターの生息地」でマップを表示したとき、「？？？」と表示されていれば、その場所にまだ戦ったことのないモンスターがいますよ。

また、みやぶった種類数は、1位は1,476体でした。
冒険者全体で見ると、385体以上で上位50%以内に、1,181体以上で上位10%以内に入ります。

「みやぶる」をしてからそのモンスターを倒すと、討伐モンスターリストにそのモンスターのレアドロップアイテムや、まめちしき2が表示されます。まめちしき2は読んで面白いものが多いので、ぜひ「みやぶる」にも挑戦してみてください。

戦ったことはあるけどみやぶったかどうかを調べたいときは、同じく「討伐モンスターリスト」を参考にしてみてください。『目覚めし冒険者の広場』では、「リストの並び替え表示」を「みやぶっていない順」にすると、該当のモンスターを見つけやすくなりますよ。

獲得した称号の数

続いて、獲得した称号の数です。称号は、メインストーリーのクリア、職業レベルの上昇などをはじめとして、特定の条件を満たすと獲得できます。普段何気なく遊んでいるコンテンツで獲得できることもありますよ。
獲得した称号や種類数は、メインコマンドウィンドウ＞せんれき＞獲得称号リストで確認することができます。

グラフは縦軸が獲得した称号の数、横軸はその個数を獲得した冒険者の割合を示しています。
グラフの下には、参考として平均値・中央値・偏差値も記しておきました。





称号獲得数では、1位は1,027個でした。
冒険者全体で見ると、485個以上で上位50%以内に、747個以上で上位10%以内に入ります。

称号は、獲得するとメインコマンドウィンドウ＞さくせん＞キャラ設定＞かたがき設定で使える言葉が増えるほか、所持していることで一部のクエストをクリアできるようになります。ぜひ称号獲得にも挑戦してみてください。

1,027個獲得している方が単独1位で、1,026個獲得している方が3人、1,025個獲得している方が1人と続いていきます。
称号には「運」の要素が絡むものもあるので、最上位の方々は、運と実力を兼ね備えている方々といっても過言ではないでしょう。

『目覚めし冒険者の広場』には、冒険者のみなさんが自由に投稿・交流が楽しめるSNSのような機能があります。
冒険者さんが独自で企画・開催する「プレイヤーイベント」、日々の冒険の記録をする「冒険日誌」、自分のハウジングを他の冒険者さんに紹介できる「オープンハウス告知」などがあります。
今回は、これらの投稿数などを調査しました。

こちらはこの1年間で「プレイヤーイベント告知」に登録されたプレイヤーイベント数の推移です。

プレイヤーイベント数は年々最高値を更新し続けていますが、今年も増加し、最高値を更新しました。
最も少ない月の件数が、昨年868件に対して今年は941件と大幅増加していて、毎日何かしらのプレイヤーイベントが開催されている、というような状況です。

また、今年は10周年という節目でもあったため、お祝いなどを目的としたプレイヤーイベントも多数実施されていました。本調査の期間外のご紹介とはなりますが、10周年を迎える前夜となる8月1日には、50件ものプレイヤーイベントが開催されました。

アストルティアが活気に満ちているのは、冒険者のみなさんのおかげです。
本当にいつもありがとうございます！

プレイヤーイベントは 『こちら』 や、『冒険者のおでかけ超便利ツール』から閲覧することができます。また ゲーム内の さくせん＞イベント開催情報＞プレイヤーイベント告知 も便利なので、ぜひ活用してみてくださいね！

こちらは昨年1年間に作成された冒険日誌の記事数の推移です。限定的に公開されている記事や、削除された記事、プレイヤーイベントの記事なども含まれています。

冒険日誌の総数は、昨年と比較すると若干減少しました。

昨年に続き、8月・1月・5月といった、長期連休が発生している方も多いであろう月の投稿が多くなりました。毎年8月は『ドラゴンクエストX　オンライン』の周年のタイミングでもあり、お祝いや近況報告が多数投稿されていますね。

冒険日誌では、日々の冒険の報告や、おしゃれやハウジングをした際に撮影した写真の投稿、他の冒険者との交流などが行われています。興味がある方は、ぜひ冒険日誌を活用してみてください。
投稿は 『目覚めし冒険者の広場』にログイン後、左メニューの「日誌を書く」 から行うことができますよ！

こちらは1年間に登録されたオープンハウス告知の件数です。

オープンハウス告知の総数は、昨年と比較すると全体的に増加しました。年々投稿数は増加しており、アストルティアを盛り上げる大きな要素のひとつになっています。ありがとうございます。

1年を通してやや多く投稿されている月は、クリスマスや年末年始といった季節感を活かしたハウジングが多数投稿された12月や1月、DQXショップランク特典の家キットが登場した4月、10周年記念ふくびきの妖精図書館の家が登場した7月でした。季節感のあるハウジングや新作の家キットは、他の方のハウジングの様子も参考にしたいですよね。

オープンハウス告知は、自分のハウジングを他の冒険者にアピールし、見にきてもらえる仕組みです。
興味がある方は 『こちら』 からご覧いただくか ゲーム内の さくせん＞イベント開催情報＞オープンハウス告知 からご覧ください。ゲーム内の記事からは公開されている土地の番地に直接移動ができて便利ですよ！

ベテラン冒険者さんが注目する内容をまとめた項目です。
最近始めた方や、ゆっくりプレイされている方は「いつか追いつけるといいなぁ」くらいの軽い気持ちでご覧いただければと思います。

バージョン6.2でレベル上限が124に、特訓スタンプ上限が15,000になりました。冒険者のみなさんの、全職業のレベルや特訓スタンプの合計はどのくらいなのでしょうか。
また、レベルといえば「名声レベル」もあります。今回はこちらも紹介したいと思います。
例年だと最高値に達した方の割合を紹介していますが、今回は「今自分はどのくらいの位置にいるのか」ということも想像してもらえるよう、分布でご紹介します。

全職業のレベル合計の分布

全職業のレベルの合計は、レベル124×21職業＝2,604が最高値です。
レベル上限解放から調査日まで1か月もないのですが、既に最高値付近に到達している方が2%もいました。

全職業の特訓スタンプ合計の分布

全職業の特訓スタンプの合計は、15,000ポイント×遊び人を除く20職業＝300,000が最高値です。
こちらも上限解放から調査日まで1か月もないのですが、既に最高値に到達している方もいました。

名声レベルの分布

名声レベルは、通常のクエストのクリア数に加え、日替わり討伐クエストのクリア回数がものを言います。
……なんと18.3%の方が最高レベルである120に到達していました。ゴールド稼ぎや経験値／特訓スタンプ稼ぎにも良いとはいえ、マメな冒険者さんが多いようです。

この1年間で、新たなコインボスとして「真・幻界諸侯」「アンドレアル」「エビルプリースト」が登場しました。特に「エビルプリースト」は2022年8月8日に登場したばかりのボスですが、冒険者たちはこのボスたちを相手にどのくらい勝利を収めたのでしょうか。

対「真・幻界諸侯」　冒険者たちの勝率

2021年9月登場で、もう少しで約1年が経とうとしているとはいえ、かなりの勝率でした。
「真・幻界諸侯」は、同時に2体のボスモンスターが出現してくる点は厄介ですが、一気に攻撃を畳みかけて数を減らすと比較的安全に戦うことができます。勝利パーティの多くは魔剣士2人と旅芸人を擁する攻撃的なパーティだったため、素早く撃破して勝利につなげていったのでしょう。

対「アンドレアル」　冒険者たちの勝率

2022年1月登場の「アンドレアル」も、やや高めの勝率でした。
実は比較的状態異常にかかりやすいため、状態異常を駆使すると有利に戦えます。勝利パーティを見てみると、旅芸人・占い師・踊り子を擁するパーティが多く、中には仲間モンスター「やみしばり」を連れていった方もいたようです。

対「エビルプリースト」　冒険者たちの勝率

登場初日である2022年8月8日に「エビルプリースト」の勝率を調査したところ、なんと冒険者たちの圧勝でした。
初日ということもあり、より屈強な冒険者たちが挑んで勝率が上がっている可能性はありますが、攻撃呪文への対策をするとかなりダメージを抑えられることなど、比較的戦いやすいボスモンスターだったと言えるのかもしれません。

バージョン6.1に登場した「深淵の咎人たち」。強敵「厭悪のルベランギス」に4人または2パーティ8人で挑みます。倒すと「果実」「ラクリマ」という素材を獲得でき、「果実」でおしゃれ装備を作成したり、「ラクリマ」で「断罪の指輪」を強化することができます。
それでは、「厭悪のルベランギス」の勝率を見てみましょう。

「厭悪のルベランギス」 勝率

つよさⅠ（8人パーティ同盟バトル）の勝率は、95.73%でした。
つよさⅠ（8人パーティ同盟バトル）はやり応えはありながらも、人数の有利もあり、比較的挑戦しやすい難易度と言えるでしょう。昨年の国勢調査にて、これと同様、8人で強敵に挑める「フェスタ・インフェルノ」の調査を実施しましたが、こちらも同程度の勝率になっていることからも、やはり人数は多大なアドバンテージになると言えます。
興味はあるけど迷っているという方は、まずは8人パーティから挑戦してみてはいかがでしょうか。

「厭悪のルベランギス」つよさⅡを倒した冒険者の割合

「厭悪のルベランギス」つよさⅡを一度でも倒したことのある方の割合は2.25%でした。
相当の実力者であり、良い仲間や縁にも恵まれた方々でしょう。おめでとうございます！

倒した冒険者の割合と比べ、前述のつよさⅡの勝率は高めですが、勝率の調査日は後述の「厭悪のルベランギス」つよさⅡ タイムアタックの測定日と同じ日でした。猛者が集っていたことで、この日の勝率は高めに推移したものと思います。

「厭悪の果実」と交換できるおしゃれ装備をすべて手に入れた人の数

こちらはあまりに少なかったので、あえて人数でご紹介させていただきます。
「厭悪の果実」が30個必要で、おしゃれ装備は16種類あるので、480個必要な計算です。
日々確実に入手できる「紫色の宝箱」からの個数では足りないので、1日に何度も戦って赤色の宝箱からも入手する必要がありますが、この方々ははたして「厭悪のルベランギス」を何回倒したのでしょうか……。

バージョン6.2で聖守護者の闘戦記「冥骸魔レギルラッゾたち」「紅殻魔スコルパイド」のつよさⅣが追加されました。こちらも勝率や倒した方の割合をご紹介します。

「冥骸魔レギルラッゾたち」「紅殻魔スコルパイド」つよさⅣ 勝率

どちらも1%台と、まだまだ勝率は低めでした。

「冥骸魔レギルラッゾたち」つよさⅣについては、つよさⅢまでに見られた戦術を応用した「僧侶／バトルマスター／魔法戦士／天地雷鳴士」で勝利したパーティや、「魔法使い／パラディン」による移動干渉を用いた戦術で勝利したパーティが多いようです。
「紅殻魔スコルパイド」つよさⅣについては、まもの使い／賢者による高耐久と対単体への高火力を両立させたパーティがほとんどでした。まもの使い2人と賢者までは共通していて、残りは僧侶／武闘家／バトルマスター／どうぐ使い／踊り子／占い師のいずれかで構成されているケースが多いようでした。

「冥骸魔レギルラッゾたち」つよさⅣを倒した冒険者の割合

「紅殻魔スコルパイド」つよさⅣを倒した冒険者の割合

一度でも倒したことのある方の割合は非常に少なく、現状最高レベルの強敵といえます。
腕自慢の冒険者さんは、ぜひ挑戦してみてください。

ここからは猛者揃いのアストルティアにおいて、最強を目指す冒険者たちの軌跡を残します。

今回は事前におしらせのうえ、冒険者のパラメータNo.1を決める「最強パラメータ調査」と、「厭悪のルベランギスⅡ」「冥骸魔レギルラッゾたちⅣ」「紅殻魔スコルパイドⅣ」のタイムアタックを実施しました。ご参加・ご協力いただいた冒険者のみなさま、ありがとうございました！

まずは「最強パラメータ調査」の結果発表です。
みなさんもぜひ、転職をして、ご自身のキャラクターのパラメータと見比べながらご覧ください。
※結果の公開にあたり、公開可否の確認を取れないため、名前すべての公開は控えさせていただきました。
※名前・種族・性別の確認は、2022年7月20日（水）8:30のデータ集計時とは異なるタイミングで実施しています。確認時点で「キャラクター名変更サービス」「仮装メイク道具」「ねがいのかがみ」などを利用していた場合、利用中の名前・種族・性別で記載しています。

HP：1119（パラディン）

昨年から今年にかけて、全ステータスが「女神の木」の登場や「不思議のカード」の強化上限アップなどにより大幅に上昇していますが、最大HPに関してはこれらに加えて「紫竜の煌玉」「第三伝承合成」の登場により更に上昇しています。より多くの変化に対応した、価値ある1位ではないでしょうか。

MP：1036（賢者）

昨年は僅か1ポイント差で天地雷鳴士が1位になりましたが、今年は2ポイント差で賢者が1位になりました。
最大の要因は、レベル120→124のMP上昇量の差です。
複数の職業に対する理解も必要な部門ですが、1位のみなさま、お見事でした……！

こうげき力：1076（バトルマスター）

今年も大人気のこうげき力部門、1位は35人いました。
昨年は「キラーマジンガ」に匹敵する攻撃力とお伝えしたのですが、今年は「キラーマジンガ・強」に匹敵する攻撃力になりました。
この方々が魅了されたら迷わず逃げてください。

しゅび力：1412（パラディン）

よりその硬度を増していくパラディンは、ついに「常闇の竜レグナードⅤ」と同程度の硬度に到達しました
コロシアムで出会ってしまったら…ダメージを与えるのにとても苦労しそうです。

こうげき魔力：1500～1503（魔法使い）

『ドラゴンクエストX　オンライン』内の一部メニューおよび『目覚めし冒険者の広場』にて、こうげき魔力の上限が1501以上になっていても一律1500になってしまう問題が発生しており、本調査でもその影響を受けています。
このため、ここに掲載されている方々は、1500から本調査時点での最高値である1503までの方々となります。大変申し訳ございません。今後の修正を予定しています。
こうげき力部門に次いで人気のあるこうげき魔力部門ですが、今回は1位の人数は大きく減少しました。
1位を目指すにあたり、「こうげき魔力」錬金を付与するならば、「炎・闇の攻撃ダメージ+5%」など攻撃面でセット効果が優れている「妖炎魔女のドレス」セットに付与したくなりそうなところです。ただし純粋にステータスのみを強化する場合は「ロードリーローブ上」に対して「こうげき魔力」錬金を付与する必要がありました。

かいふく魔力：1313（僧侶）

この値になると、ベホマラーの回復量もかなりのものになります。レベルを上げきっていない冒険者さんにとっては、ベホマラーだけで完全回復できてしまう、まさにベホマズン級の癒し力です。
かいふく魔力部門は、それ自体の数値を上げる楽しさだけでなく、上げた結果呪文でどのくらい回復できるようになったかという楽しさもありますね。

すばやさ：1037（踊り子）

ここまですばやさが高くなると、コマンドが巡ってくるまでの早さが実感できるのではないでしょうか。
なお、レベル120→124のステータス上昇量の影響により、武闘家も1位である1037に到達できるようになりましたが、今回の1位はいずれも踊り子でした。

きようさ：1013（盗賊）

ついにきようさも1000超えの大台に突入しました。
盗みゴールド稼ぎのためにきようさをあげる方は多いと思いますが、この1年できようさの値によるダメージ増加量がアップした特技もあるので、戦闘でも活躍の幅は広がっている……かも？
なお、昨年1位は13人でしたが、今年は44人と急増しました。

おしゃれさ：1148（踊り子）

今年のおしゃれさ1位は3人に増えました。
プクリポ女性、ドワーフ男性、エルフ女性と、とても個性的なメンバーが揃いました。
激動（？）のおしゃれ界を制するのは誰か、最もおしゃれな種族は何か、毎年とても楽しみにしています。

おもさ：715（パラディン）

一部の極端な重さのモンスターを除くと、押せないモンスターを探す方が難しい重さになってきました。
数値上同じ程度の敵に「カンダタ」がいます。がっちりとはしていますが軽装にも程があり、彼の身体が何でできているのか不思議でなりません。

最強パラメーター職業別調査

こちらは各職業、各ステータスの最高値を記録したデータです。
上記で公開した最高値は赤字で記載しています。
※僧侶のこうげき魔力の値に誤りがあったため、修正しました。（2022/8/30 19:15更新）


この項目では「それほどこだわりなくプレイしているだけなのにアストルティアNo.1」になってしまう可能性がありますので、お名前の公開は控えさせていただきます。もし、自分のステータスが掲載されていたら、こっそり喜んでください。

自分のキャラの可能性を果てなく探求するのも、冒険の楽しみ方のひとつです。
興味を持たれた方は、自分のキャラクターと見比べながら、さらなる高みを目指してみてください。

深淵の咎人たち「厭悪のルベランギスⅡ」と、聖守護者の闘戦記「冥骸魔レギルラッゾたちⅣ」「紅殻魔スコルパイドⅣ」タイムアタックの結果です。
そもそも「ただ倒すこと」だけでも難しいこれらのバトルにおいて、凄まじいタイムが叩きだされています。

「厭悪のルベランギスⅡ」最速討伐パーティ（2022年7月23日6:00～7月24日5:59実施）

※10位 僧侶の方のキャラ名に誤りがあったため、修正しました。申し訳ございません。（2022/8/31 13:37更新）

「厭悪のルベランギスⅡ」部門を制したのは、魔法戦士／どうぐ使い／遊び人の火力補助により、短時間で一気に大量のダメージを与える構成でした。クリアタイムと「ひゃくれつなめ」のチャージタイムから、恐らく2回程度の攻撃の波で全HPを削りきったものと予想しています。

2位以下のパーティの方々も素晴らしい記録です。
僧侶を入れ安定性を向上させた10位の構成でも240秒という好タイムが出ているので、今まさに「厭悪のルベランギスⅡ」に挑んでいる冒険者のみなさんへの良い刺激になるのではないでしょうか。

「冥骸魔レギルラッゾたちⅣ」最速討伐パーティ（2022年7月30日6:00～7月31日5:59実施）

魔法使い／魔法使い／パラディンは同じで、残りの1枠はパラディンか魔法戦士のどちらかが採用されています。パラディン／魔法戦士が敵を抑え、後方から魔法使いが攻撃するという戦術です。

この部門を制した1位は魔法戦士を採用したパーティでした。「冥骸魔レギルラッゾ」「獣魔ローガスト」は比較的重さが低めで魔法戦士でも押すことができます。操作によって避けられる攻撃も多いことから、耐久面を技術でカバーし、フォースブレイクによる火力補助でタイム短縮に成功しています。
とはいえ、パラディン2名を採用した4位・10位のパーティもかなりの好タイムが出ており、安定することそのものがタイム短縮の一助となりますね。

「紅殻魔スコルパイドⅣ」最速討伐パーティ　（2021年8月7日6:00 ～ 8月8日5:59実施）

全パーティが賢者／まもの使い2名／踊り子という構成でした。
通常の挑戦においては、賢者／まもの使い2名により耐久力と攻撃力を兼ね備えつつ、残り1枠をいろいろな職業に入れ替える構成が人気のようで、特に武闘家／踊り子などの攻撃的な構成が主流の印象です。

踊り子入りの構成は、「戦鬼の乱れ舞」「荒神の舞」の火力補助によるタイム短縮や、「回復のララバイ」などの回復補助による「ザオトーン・アビス」開始直後～中の安定性の向上が見込めます。一方で、誰かが死んでしまうと、補助効果が消えてタイムロスが他構成よりも大きくなる可能性もあるため、パーティメンバー全員がより熟練の冒険者であることも求められます。

上位10パーティは全員が素晴らしい戦いをしたものと思いますが、その中でも1位のタイムは2位以下を引き離していて、どういった点が他パーティと違っていたのか非常に気になります。

ここまでご覧いただいたように、アストルティアには、最強を目指す者たちがいます。
しかしそれは、己の能力を高める方や、戦闘技術をより高めようとする方だけではありません。

この1年で行われた熾烈な戦いの勝者をご紹介したいと思います。
一部、目指してどうにかできるものではないデータも混ざっていますが……運も実力のうちということで！

2022年6月に『ドラゴンクエストけしケシ！』とのコラボイベントとして開催された「第4回 隠れスライムフェスティバル」の最高スコアをご紹介します。
フレンドリストや、TwitterなどのSNSで、自身より高いスコアの冒険者がいたので勝ちたい！
そんな冒険者たちの研鑽の成果です。



いかに早くお題スライムを見つけてボーナスを獲得できるかがキーになるため、序盤は「メタルスライム」をあえて残してキープしたり、中盤以降は「キングスライム」「クイーンスライム」の位置をあらかじめ把握しておいたりと、やりこむほどコツが掴めてきます。最高スコアを出したパーティの方々に、どういった点を気にしてプレイしていたか、伺ってみたいものです。

続いて、2022年7～8月に開催された「幻の海トラシュカ2022」の最高スコアをご紹介します。


ハイスコア報酬である200,000ポイントを目標に頑張った方も少なくないかと思いますが、それを大きく上回るスコアでした。ある程度の運も必要ですが、それ以上に実力を要するため、圧巻というほかありません。

なお、「幻の海トラシュカ2022」に参加された方は、次回の開催までであれば、ジュレットの町の「バルバトス」と話すと、ご自身のハイスコアを教えてもらうことができます。トップのすごさを体感したい方は、「バルバトス」を訪ねてみてください。

1回の開催につき、最大で特等1人／特等町違い9人／1等10人／2等100人の計120人に高額ゴールドが当たるチャンスがありました。そしてこの10年間で17回開催されたため、最大2040人に高額ゴールドが当たるチャンスがあったということになります。

そんな「アストルティア★ハッピーくじ」ですが、別の開催回であれば、同じ方が複数回当選することも有り得ます。では2等以上の等級に2回以上当選した人はいるのでしょうか。調べてみました。


なんと1人いらっしゃいました。アストルティア屈指の剛運の持ち主です。
毎回欠かさず購入してるのか、それともたまたま買った2回で当選したのか、まとめてひとつの町で購入しているのか、それともいくつかの町で分散して買っているのかなど、どのような買い方をしているのか興味深いです。

かなり運が良くなければ当たることはありません。とはいえ、買ってさえいれば当たる可能性はあります。
購入しようかどうか迷っていた方、次回は1枚でもいいので買ってみましょう！

ここまでご覧いただきありがとうございました。

『ドラゴンクエストX　オンライン』は、2022年8月2日に10周年を迎えました。
この10年間で、多くの冒険・コンテンツ・モンスターなどが追加され続けたことが、国勢調査からも感じていただけたのではないでしょうか。少しでも「次はあれに挑戦してみよう！」「もっと楽しみたい！」と思っていただけたのであれば幸いです。

また、データを集計している過程で、長く続けてくださっているベテランさんから、最近やってきたであろう新人さんまで、いろいろな方が日々このアストルティアを冒険しているのだと再認識しました。より多くの冒険者さんに楽しんでいただけるよう、みなさんのご協力もいただいたうえで、精一杯努めてまいります。

11年目の、そして更にその先の『ドラゴンクエストX　オンライン』にもどうぞご期待ください！