レオナルドの冒険日誌

蒼天のソウラ二次創作『アカックブレイブ・デュアル』その29

「………なるほど、ドルバリオンにドルセリオン。さらに合体してスーパードルセリオンか。初陣の相手にとって不足はない」 「こっちにゃ不足しかないだろ...

蒼天のソウラ二次創作『アカックブレイブ・デュアル』その28

「なぁ、オッサン」 「アニキと呼べアニキと」 「ぶっちゃけ俺もあんまり暇じゃ無いわけ。てかさ、折角シャバに出たってのに、さっそくやることが引きこ...

蒼天のソウラ二次創作『アカックブレイブ・デュアル』その27

「絶対に諦めない、か。強いのだな、君達の知るアカックブレイブは。私はそんなに強くはないよ…」 燃える炎の赤のような心。 「だが、それでも…」 こ...

蒼天のソウラ二次創作『アカックブレイブ・デュアル』その26

はたして地上に舞い戻り、ケルビンとの邂逅を経て。いつの間にか降り出した雨にうたれ、ココソーはすっかりずぶ濡れになっていた。 さりとて、立ち上がる...

蒼天のソウラ二次創作『アカックブレイブ・デュアル』その25

「…ケルビンがドルセリオンの修理を終えるまで、猶予はどれくらいある？」 手当を受け、両腕をすっかり包帯に包まれたセ～クスィ～が尋ねる。 「仮に私...

蒼天のソウラ二次創作『アカックブレイブ・デュアル』その24

『痛々しいな。さてそろそろか。今度こそドルセリオンを頂こう。ドミニオンコード！！』 ケルビンの音声コマンドに従い、各機に分離したドルバリオンがド...

蒼天のソウラ二次創作『アカックブレイブ・デュアル』その23

「よし、残る敵を蹴散らすぞ！」 現状、敵の根絶は不可能だとしても、旗艦機を潰せば流石に撤退せざるを得ないであろう。 しかし、そんなアカックブレイ...

蒼天のソウラ二次創作『アカックブレイブ・デュアル』その22

ダイダイックブレイブの背を踏み台に高く跳躍したブレイブ２号は、ぎりぎりと軋みをあげるほどに筋肉を引き絞り、右の貫手を振り上げる。 そのまま落下の...

蒼天のソウラ二次創作『アカックブレイブ・デュアル』その21

ケルビンの種明かしによりココソーが絶望におちいる３日ほど前、意図せぬ二度目の転移の瞬間に時間はさかのぼる。 「すまん、ダイダイック、２号、手間...

蒼天のソウラ二次創作『アカックブレイブ・デュアル』その20

「認めよう。確かにドルブレイブのブレイン、おきょうは天才だ。たがしかし、それでも叶わんよ、『時渡り』はな。いやしかし、まことに遺憾だが、ある意味...

蒼天のソウラ二次創作『アカックブレイブ・デュアル』その19

「うむ。２時間ズレたか。まあそんなところだろう」ビーチチェアに寝そべって懐中時計を掌で遊ばせていたケルビンは、遥か上空に浮かんだ鮮緑の燐光を見留...

蒼天のソウラ二次創作『アカックブレイブ・デュアル』その18

「私が赤髪に染めたことなど過去一度もない！ダイダイックのイタズラでバケツいっぱいのトマト汁を被った事はあったが…！」 ジロリと皆の視線、とりわけ...

蒼天のソウラ二次創作『アカックブレイブ・デュアル』その17

「何でこうなるかな！？絶体絶命のピンチに、追加戦士が駆け付けたって感じだったじゃん！？」 「文句を言わず集中！やはり敵だったというだけだ。それよ...

蒼天のソウラ二次創作『アカックブレイブ・デュアル』その16

「…もう二度と、繰り返すものか」 何度も救出を試みるも虚しく、眼の前で、かの盟友の放ったギガスラッシュクロスに散ったハクギンブレイブの姿を忘れた...

蒼天のソウラ二次創作『アカックブレイブ・デュアル』その15

「「………」」 アカックブレイブからの話を聴き終え、おきょうとケラウノスは一様に言葉を失っていた。 長い沈黙の果て、ようやくおきょうが重苦しい空...