レオナルドの冒険日誌

蒼天のソウラ二次創作　『ドルブレイブ・アッセンブル』その３８

「大丈夫？ハクギン」 「うん。ありがとうハクト。平気だよ」 猛吹雪のラギ雪原をひた走るサイドカードルボード。自分のコートを着せようとしたのだが、...

蒼天のソウラ二次創作　『ドルブレイブ・アッセンブル』その３７

「すまない、もう一度…いや、いい」 グレン城へ出かけていたティードとフライナが戻ったのは、ちょうど気を失ったハクギンをベッドに寝かせた頃だった。...

蒼天のソウラ二次創作　『ドルブレイブ・アッセンブル』その３６

しばらく呆然とひび割れたモニターに映るハクギンの顔を眺め、立ち尽くしていたネコギシだったが、あらためて珊瑚の知恵は冷静に状況を分析し始める。 「...

蒼天のソウラ二次創作　『ドルブレイブ・アッセンブル』その３５

ちょうどその頃、遠く離れたチョッピ荒野、アラモンド鉱山内のドルブレイブ秘密基地内にて。セ～クスィ～からの連絡が入っていることを知らせるアラーム音...

蒼天のソウラ二次創作　『ドルブレイブ・アッセンブル』その３４

駆け寄るハクトよりも先に、ハクギンが落下物をそっと拾い上げる。ハクトとともにセ～クスィ～も歩み寄り、落下物を確認した。 「柔らかくて暖かい」 「...

蒼天のソウラ二次創作　『ドルブレイブ・アッセンブル』その３３

「そう、そうやって構えて。いくよ」 翌日朝から昼までの時間を費やして、ハクトはハクギンにキャッチボールを教え込んでいた。ハクトが父マージンと行う...

蒼天のソウラ二次創作　閑話休題『ドルセリン・ドランカー』その③（完）

「おっ、なんだ、いいものがあるじゃないか」 喉が渇いたと、研究室の戸棚をバタバタと開け閉めして物色していたセ～クスィ～はやがて、一つの大瓶を引っ...

蒼天のソウラ二次創作　閑話休題『ドルセリン・ドランカー』その②

「それでは」 「ああ、私も準備オーケーだ」 「「ドルセリン、チャージ！！！」」 身に付けている味わい深いボディスーツにも、魔装展開の機能は無いも...

蒼天のソウラ二次創作　閑話休題『ドルセリン・ドランカー』その①

今回はマージンさんのタグとみさをさんの素晴らしいイラストから小話をば 『ドルセリン・ドランカー』 それはまだ、超駆動戦隊ドルブレイブが結成間...

蒼天のソウラ二次創作『ドルブレイブ・アッセンブル！』その３２

「よいしょっと」 セ～クスィ～と違い、そこは慣れたもの。ハクトはコロリと湯沸かし玉を投げ入れ、爆弾工房横の露天風呂に火を入れる。食事を終え眠りに...

蒼天のソウラ二次創作　『ドルブレイブ・アッセンブル』その３１

少年が思い出したハクギンという自身の名。そして、一面雪に囲まれた村の光景。その二つの情報を携えて、つい先ごろグレン城から戻ったばかりだというのに...

蒼天のソウラ二次創作　『ドルブレイブ・アッセンブル』その３０

「う～ん…」 少年の手を引き、ゲストハウスから飛び出したものの、ハクトは軽く頭を抱えていた。 「どうしようかなぁ？」 今でこそグレンに腰を据えて...

蒼天のソウラ二次創作　『ドルブレイブ・アッセンブル』その２９

「ねぇ、母さん。その子、怪我は治ってるんでしょ？一緒に外で遊んで来てもいい！？」 つい先ほどまでセ～クスィ～に熱心に話を聞き、ノートにメモ、マー...

蒼天のソウラ二次創作　『ドルブレイブ・アッセンブル』その２８

「は～い、にっこり笑って～」 「笑う…こう？」 カメラを構えたフライナが、椅子に腰かけた少年に呼びかけるが、作り笑顔というのは意識するほど上手く...

蒼天のソウラ二次創作　『フライナさんの笑ってはいけない絵画教室』その⑤(完)

「あ、いたいた、フライナ！」 私の責任ですから、と一人で片付けようとしていたフライナだが、３人の方が食事も早いと、強引に手伝いに加わったマージン...