レオナルドの冒険日誌

蒼天のソウラ二次創作　『フライナさんの笑ってはいけない絵画教室』その④

「失礼いたします」 緊急時であっても、あくまで礼儀正しくマージンの爆弾工房の扉を開くフライナ。踏み込んだ工房の中は、まさに混沌を絵に描いたような...

蒼天のソウラ二次創作　『フライナさんの笑ってはいけない絵画教室』その③

「母さん、ごめんなさい」 「ティードさ～ん、機嫌なおしてよ。ねっ？」 「し・り・ま・せ・ん！どうせ晩御飯抜きが嫌でなだめようとしているだけでしょ...

蒼天のソウラ二次創作　『フライナさんの笑ってはいけない絵画教室』その②

そんな矢先である。マージンとティードの息子、ハクトがやってきてしまった。 「父さん、貸してほしい本があるんだけ…あ、母さんも来てたんだ。あれ、ど...

蒼天のソウラ二次創作　『フライナさんの笑ってはいけない絵画教室』その①

今日は書き溜めていた分も含めていろいろ更新します。まずは先日に引き続き、ツイッターで良いネタを頂いたので軽いお話を一つ。『ドルブレイブ・アッセン...

蒼天のソウラ二次創作　『トラシュカの夏、緊張の夏』その4（完）

「いつでもいいよー、マージンさん」 「おっし、それじゃあいくぜっ、ゴッド・ボンバー・ジャグリングッ！」 懐から取り出したギガボンバーを次々と放り...

蒼天のソウラ二次創作　『トラシュカの夏、緊張の夏』その3

「そろそろ日が暮れるねー」 「今日は収穫なし、か」 異常が起こらないか気を配りつつも、荒野のサボテンをつついてみたり、ばくだんいわに頬擦りしてみ...

蒼天のソウラ二次創作　『トラシュカの夏、緊張の夏』その2

シートを目にし、流石のフツキも驚愕を隠せない。 そこには各地域のばくだんいわの生息数が週単位で記されており、また、事細かにその数の推移にまつわる...

蒼天のソウラ二次創作　『トラシュカの夏、緊張の夏』その1

イベントを題材に小話を書きました。原型がほぼ残っておりませんが、マージンさんのツイートをベースとさせていただいております。また、百人の冒険者の中...

蒼天のソウラ二次創作　『ドルブレイブ・アッセンブル』その２７

少々夜更かしをしてしまったセ～クスィ～であったが、そこはいつもの習慣か、お酒の影響もあったものの、まだ空を星が占める頃合いに目を覚ます。 これま...

蒼天のソウラ二次創作　『ドルブレイブ・アッセンブル』その２６

「私だってそうよ。それに、貴女と違って、清廉潔白じゃない。お金が全ての傭兵部隊の一員として、汚い戦いにも加担してきた」 吐き出すように長いため...

蒼天のソウラ二次創作　『ドルブレイブ・アッセンブル』その２５

ひとときの団欒が終わり、すっかり空に星が満ちた頃。未だ眠り続ける少年に寄り添うように、客間のベッドに上半身を預けるハクトの姿があった。ベッド脇の...

蒼天のソウラ二次創作　『ドルブレイブ・アッセンブル』その２４

「おお…これは…凄い」 フライナに案内された一室。そこは適度な観葉植物のインテリアと優しい火を灯す暖炉に囲まれた、リビングルームだった。中央のテ...

蒼天のソウラ二次創作　『ドルブレイブ・アッセンブル』その２３

「あら～？」 マージンタウンの専属コンシェルジュ、オーガ女性のフライナは、コンシェルジュのたしなみとして一通りの回復呪文をマスターしていた。これ...

蒼天のソウラ二次創作　『ドルブレイブ・アッセンブル』その２２

グレン城下町。無事、天から降ってきた少年を受け止めたものの、セ～クスィ～は困惑の極みだった。 「とにかく、傷の具合を…」 無礼を承知で衣服を捲る...

蒼天のソウラ二次創作　『ドルブレイブ・アッセンブル』その２１

「おかえり。随分と遅かったじゃないか」 崩落した天井から差す光に照らされた、紫色のスライダークメット。無造作に地面に転がるそれから、しわがれた老...