2024/10/14
日誌を書いた!
「………フタバは、大丈夫なのか?」 ガラスの向こう、カプセル状のメンテナンスドックに横たわるフタバをセ~クスィ~はじっと見つめた。 「システム一...
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2024/10/05
日誌を書いた!
「…っ…く…これはなかなか…」 ともに部屋を出たヒッサァが後ろ手に襖を閉めるなり、ガクリと膝をついたらぐっちょは、りゅーへーの前ではけして見せる...
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2024/10/04
日誌を書いた!
「ヒッサァ殿、義母様のこの状態に何か心当たりがあるんですかの?」 ただ呆然と術もなくアルファ達を見送った刹那、絹を裂くようなりゅーへーの悲鳴に振...
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2024/10/03
日誌を書いた!
まったく、じにーも余計なことをしてくれたと、あげははモモに聞こえぬよう小さくため息をつく。 じにーに山間の古民家へ招待されたのは、はや数ヶ月も前...
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2024/10/03
日誌を書いた!
着弾と同時、大爆発を起こしたかのように、アブソリュート霊から繋がる光の帯がのたうち回る。 それはまさしく大蛇の断末魔の如く四方八方にくねり、石段...
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2024/09/30
日誌を書いた!
完全敗北である。 多少は腕に自信があったクユリアであるが、五光までぶちかまされてしまっては、素直に負けを認める他はない。 ただでさえ青みがかった...
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2024/09/28
日誌を書いた!
「それではあらためましてアブソリュート霊、ファイヤーー!!!…ですぞっ」 間髪入れず、らぐっちょは向かって左手の一群めがけ、トリガーを引き絞った...
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2024/09/28
日誌を書いた!
まだ地に足をつかぬうち、限界までパンプアップされた上半身のバネのみで、ベータに向かいヒッサァは槍を振り降ろす。 「…っ!」 虚を突けたとは思えな...
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2024/09/18
日誌を書いた!
傍で見るヒッサァからしても、襲撃者との間の何らかの交渉は物別れに終わったのだと、らぐっちょの表情から伺い知れる。 稼いでもらった時間はごくわずか...
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2024/09/12
日誌を書いた!
「お、もうあと少ししかないな~…」 柚子の旬は、夏と秋の2度ある。 夏のまだ皮も青いうちの収穫は、酸味が際立ち、香りも若さに応じて尖っており、そ...
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2024/09/09
日誌を書いた!
「…ふん。これだけのサージタウスを前に堂々とブラフをかけるその度胸に免じて、一つ、問答をしよう。納得のいく答えを用意できるなら、私は退くとも」 ...
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2024/08/28
日誌を書いた!
『…姉ちゃん、俺、明日も現場なんだけど。もうそろそろいいかな?』 電話の向こう、最後の頼みの綱と縋った相手から、無情な声が届く。 「待って待って...
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2024/08/18
日誌を書いた!
ヒッサァの動きを見て2人のドワーフが後退したのは確認済み、槍を再び後ろ手に担ぐように構え、四足獣を思わせる低い姿勢で、途中、幾度か左手をもう一本...
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2024/08/18
日誌を書いた!
行く手に立つヒッサァとらぐっちょを見定めてか、サージタウスの行軍が止まる。 「やあやあ、せっかくのご来訪痛み入りますが、神馬なら足りているのです...
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2024/08/18
日誌を書いた!
「おおお…おお…りゅーへー、立派になって」 包帯ですっかり爪先から鶏冠まで包み隠されている状態で、一体何が見えているというのだろう。 神罰の一撃...
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