レオナルドの冒険日誌

蒼天のソウラ二次創作「超駆動戦隊ドルブレイブ　エピソード０」その5

と、その時突然、テントの布地を引き裂き、ガチャコッコが飛び込んでくる。 「何だ一体！？」 相手は堅い装甲に包まれたマシン系モンスター、丸腰で...

蒼天のソウラ二次創作「超駆動戦隊ドルブレイブ　エピソード０」その4

その昔、メギストリス王立アカデミーに、誰もが認める二人の天才が居た。 同郷の出身、専攻も同じ、そして常に満点を取り続ける故に優劣もつかない。 ...

蒼天のソウラ二次創作「超駆動戦隊ドルブレイブ　エピソード０」その3

ふわりと甘みとも苦味ともつかない独特の香りが漂い、セ～クスィ～はそれが何か、記憶を辿る。  「これはお酒？お酒はちょっと…まだ私は…」  鼻を...

蒼天のソウラ二次創作「超駆動戦隊ドルブレイブ　エピソード０」その2

「良い御仁だったな」  縁を胸に、元気を取り戻した相棒と共にセ～クスィ～は再びチョッピ荒野をひた走る。  おきょうの話によれば、荒野の休息所か...

蒼天のソウラ二次創作「超駆動戦隊ドルブレイブ　エピソード０」その1

「…まいったな」  砂嵐の吹きすさぶ、チョッピ荒野中央に位置する荒野の休息所。  お菓子をイメージした可愛らしい建造物が立ち並ぶ中に、少し場...

蒼天のソウラ二次創作『逃亡者マージン』その１５

グレン領西の外れ、荒野にポツリと残る古びた酒場がある。 囲む集落は皆移住して絶え果て、たった一軒だけになろうとも、プクリポの店主は頑なにそこを去...

蒼天のソウラ二次創作「逃亡者マージン」その14

「一回たった５０ゴールドで爽快にひとっとビュン！バシルーラ如何ですかぁ！！」 多くの人々で賑わう、グランドタイタス号前の波止場に、元気な声が響き...

蒼天のソウラ二次創作「逃亡者マージン」その13

「本ッ当に申し訳ない！！」 それはそれは、見事な土下座であった。 グランドタイタス号前の波止場。 目に映えるフツキの水色のスーツと、アカックブ...

蒼天のソウラ二次創作『逃亡者マージン』その12

「やべぇ…もうそろそろ…息が続かない…」 アカックブレイブに追われレンドアを北から南、また北へ、一体何周、何時間駆けずり回ったことだろう。 もう...

蒼天のソウラ二次創作『逃亡者マージン』その11

「さて、そうと決まれば、脱獄しようかね。フツキ君、ちょっと離れていたまえ」 何気なく不穏な発言を繰り出すと、おもむろに立ち上がり、フィズルはポキ...

蒼天のソウラ二次創作『非公認英雄』その４

「さぁ、皆さん。遅くなってごめんなさい。ハクギンブレイブショーが始まりますよ！テントの方へ、ぜひお越しください！！」 座長とハクギンブレイブの案...

蒼天のソウラ二次創作『非公認英雄』その３

「…絶対に、大丈夫だよ！」 不意に、暗闇に捕われたごましおの耳に、光が届いた。 見上げた先では、慌てふためいた様子の劇団員達を前に、昨日のウェ...

蒼天のソウラ二次創作『非公認英雄』その２

「どしたごま？何か変なもんでも食べたか？」 「えへへ…うふふ…オレが…うふふ」 「…何だか怖いな。早く寝ろよ？」 晩御飯に使ったキノコにマズいも...

蒼天のソウラ二次創作『非公認英雄』その１

カッコイイって言われたい。 変身ヒーローになりたい。 巨大なロボットのパイロットになりたい。   それは、そんなささやかな、小さな男の子であれば...

蒼天のソウラ二次創作『逃亡者マージン』その10

「さぁて、どうしたもんかね」 フツキがちょうどヴェリナードへ向かっていた頃、一方のマージンは走行中の大地の箱舟その車外、屋根上に寝そべり、強風に...