レオナルドの冒険日誌

蒼天のソウラ二次創作「幻列車の浪漫」その31

「いい加減うっとおしぃねぇ」 ギガントナイトメーアはハクギンブレイブを踏み潰すのを諦め、雑作も無く蹴飛ばした。 「…！！」 ハクギンブレイブは...

蒼天のソウラ二次創作『幻列車の浪漫』その30

「聞きたい事がある！」 テルルとソワレの歌は、敵を苦しめる効果は失われたとはいえ、引き続きユグノアの子守唄への対策には必須である。 ロマンに...

蒼天のソウラ二次創作『幻列車の浪漫』その29

ハクギンブレイブの渾身のハイキックとタイミングを合わせて、ロマンがハンマーを叩き込む。 偶然の産物ながら、挟撃する形でジャストタイミングに叩き込...

蒼天のソウラ二次創作『虎酒家繁盛記』その７

『皆、ご苦労さま』 一連の戦闘をモニターしていた超駆動戦隊ドルブレイブのブレイン、おきょう博士より間髪入れず皆に通信が入る。 「流石に４体目と...

蒼天のソウラ二次創作『虎酒家繁盛記』その６

木立の間を縫って、２台のドルボードが森の中を疾走している。 一台は超駆動戦隊ドルブレイブメンバー、アオックブレイブの駆る、地を往くドルトラベラ...

蒼天のソウラ二次創作『幻列車の浪漫』没ネタ供養その②

闘いは終始、アカックブレイブが圧倒している。 ハンマーの鈍重な軌跡を抜い、幾度も幾度もツインランサーがトロルの体をかすめ、鮮血が噴き出すが、トロ...

蒼天のソウラ二次創作『幻列車の浪漫』没ネタ供養その①

◇ 幻列車の浪漫、実は初期プロットではテルルさんの参戦はありませんでした。 この話は、その際に眠りに落とされたハクギンブレイブがどのようにして夢...

蒼天のソウラ二次創作『幻列車の浪漫』その28

「お高くとまっていなさんなよっ、てね！！」 まずは攻撃が届かなくては意味がない。 空に佇む堕ちた妖精を同じ土俵に立たせるべく、先陣を切って、気前...

蒼天のソウラ二次創作『幻列車の浪漫』その27

マユミの故郷、妖精の国に伝わる、過ぎ去りし時を求める勇者の御伽噺。 その中で語られる、ある国に伝わる子守唄は、生まれたばかりの妖精達に語って聞か...

蒼天のソウラ二次創作『幻列車の浪漫』その26

ロマンから手渡されたドルセリオンを、子供ながらに破損しないよう丁寧に丁寧にアジロは眺め回す。 「凄い！凄い！！これも大工の仕事なんだね！！オイ...

蒼天のソウラ二次創作　『幻列車の浪漫』その25

「うん、いいね。とってもいいね」 アクシデントで長引いたとはいえ、一年前、テルルがガタラに滞在できたのはそれでもほんの僅かな時間でしかなかった。...

蒼天のソウラ二次創作『幻列車の浪漫』その24

「あのハクギンって子はその辺分かっているようだが、あの子達はな…」 理解できようはずもない。 そしてまた、年端もいかない子供に、自らが死んでいる...

蒼天のソウラ二次創作　『幻列車の浪漫』その23

「そっかそっか〜！そりゃ積もる話もあるよね！？ほらあっちの方のちょっと小高い辺りなんか、座ってお話するのに最適じゃない！？」 「えっ、ああ、うん...

蒼天のソウラ二次創作 『幻列車の浪漫』その22

本来居るべき車掌不在の先頭車両。 かわりに居座る、白い着物を左前にまとった妖艶な女は、骨で形造られた豪奢なソファにひざを組んで大仰に腰掛け、小瓶...

蒼天のソウラ二次創作　『幻列車の浪漫』その21

何処から取り出したのか、いつの間にやら水中ゴーグルにシュノーケルまで装備した、あまちゃんスタイルのマユミが、マージンにからかうように話しかける。...