2024/01/29
日誌を書いた!
「世界中に散る転生者を討つための情報収集を、わたし一人で行うのはどうやっても無理がある。世界中のあらゆる場所、あらゆる組織に、わたしの協力者が...
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2024/01/29
日誌を書いた!
「ご覧の通り、本来のわたしはただの冴えないおばさんさ。それを捕まえて『暗殺者の王』だの『怪物』だの、ひどい言いようだと思わない? わたしなん...
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2024/01/08
日誌を書いた!
「しかし、噂もアテになんねえな。『二本角』って異名はどっから来たんだよ。生えてねえじゃん」 俺が軽口を叩くと、キリンは何も答えずニコッと微...
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2024/01/08
日誌を書いた!
「正式な役職名は、実はなくてね――雇い主からは、単に『暗殺者』と呼ばれている。いにしえから連綿と続く、とある王国の『悪習』だ。 任務は『転生...
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2024/01/08
日誌を書いた!
「――『いらない』って言ったはずだけど、受け取らないと話をさせてもらえないだろうね」 女は少し不満そうに漏らしたが、俺の鬼のような形相を見...
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2024/01/08
日誌を書いた!
――そして、二年経った。今、目の前にその『倉庫』があった。 考えてみれば妙な場所である。小さい広場に二本の木が植わっていて、そこに木造の狭...
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2024/01/08
日誌を書いた!
戦争は終わった。 世界警察のお偉方を青ざめさせた鬼才・呪術王カワキはめでたくお縄となり、世界を壊しかねない化け物も去った。世界有数の強豪た...
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2023/12/31
日誌を書いた!1
2023/11/07
日誌を書いた!
*** ――〇月×日 土曜日 夕方十六時過ぎ。 カワキとの決闘が終わった後は、速やかに退去…とはいかなかった。 意識を失ったカワキを...
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2023/11/07
日誌を書いた!
*** ――〇月×日 土曜日 昼十四時十五分過ぎ。 びり、という空気の痙攣に気付いたのは、フィンゴルとポポム、そして『神狼』ガイアのみ...
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2023/11/07
日誌を書いた!
――それは、あっという間の決闘だった。 バイキルラッシュ<過剰強化呪文>だか何だかの呪文で、ネクロバルサの剛力を宿した呪術王の左手が迫る...
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2023/11/07
日誌を書いた!
俺は今になってやっと、呪術王の聡明さに舌を巻いた。 呪術王の話は、全部本当だろう。この島に集った何もかもが、『メルトア』という影の思惑通り...
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2023/11/07
日誌を書いた!
*** ――〇月×日 土曜日 昼十四時五分。 舞い戻った白いレンガ街の、倉庫らしき建物が並ぶ区画に着くと、俺は倉庫の中を調査して回った...
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2023/11/07
日誌を書いた!
*** ――〇月×日 土曜日 昼十三時五十五分。 「…やっべえ…!!」 砂浜を並走する俺は、うごめく海の波間に目が釘付けになった。...
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2023/11/07
日誌を書いた!
どこで悪手を打ったか。 昨夜、メルトアに似た女――影の女を、怒りのままに捕らえて、アジトに引き込んだこと。それが直接原因だ。まんまとあの女...
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