2024/03/31
日誌を書いた!
情熱的に語る店主の目は炎を宿しており、暗い店内を煌々と照らすかのようだった。 傍らのエルフは相変わらず憮然としていたが、一瞬熱に充てられた...
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2024/03/31
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「こいつは、ある筋から入手した情報だ。 海を渡った先のレンダーシア大陸――その遥か上空に、空飛ぶ大きな『門』が発見された。硬く閉じられた門は...
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2024/03/31
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あの戦場において、店主は俺に監視役を付けていた――おぼろ忍群の頭領、主零(シュレイ)。覆面を被っていたため顔はわからなかったのだが、目元から...
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2024/03/31
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そっけなく言うポポムの目は据わっていた。殺気とまでは言わないが、ポポムから剣呑なオーラが湯気のように発せられていた。 裏クエスト屋店主とポ...
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2024/03/31
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*** 「……結局、何のためだったんだろうか」 夕方。その日最後の訪問先を訪れた後、ガタラの町中を歩きながら、隣のポポムに聞いた。 「...
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2024/03/30
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「……そいつはつまり、こういうことか。糸を焼き尽くす分と、落下して空気減衰する分を考慮して、なおかつコップの中の氷の、極微量のヒャドの魔力と反...
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2024/03/30
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「時間が経てば、メラは<拡張>クモノの糸を徐々に焼いていく。そんなに長い時間を待たず、糸は限界を超えて切断され、メラを真下に落とす。自由落下す...
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2024/03/30
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「……で、このけん玉の糸が、<拡張>クモノね。そしてこの木の玉は、クモノで接着した何らかの火炎呪文。とりあえず、初等のメラだとしましょうか。 ...
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2024/03/30
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……とはいえ、既存の攻撃呪文やその他の魔法で、当時の状況を再現するのは難しい。例えば、コップの底面はきれいに切断されていたため、熱量変化呪文...
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2024/03/30
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外回りを開始して数日後、休憩中の食堂にて。 「そういえば、あのコップのことなんだけど」 食事と共に出されたガラスのコップを見て、ポポム...
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2024/03/20
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「……『時の王者』のいさおしは、あんたは読んだ?」 病棟を並んで歩きながら、ポポムが俺に言った。 「まあ、舐める程度には」 自分たち...
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2024/03/20
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「今回もご面倒をおかけします」 「はいはい、もうこの際だから最後まで付き合うわよ。そろそろ出発する?」 はっとしたポポムの質問に、俺はう...
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2024/03/20
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「俺としちゃ未だに信じられんのだけど……あんたともあろうヒトが、なんでキリンにアゴで使われてるんだ?」 「昔、色々と、ね。私のやり口の師匠な...
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2024/03/20
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某日、俺はレンドア島のとある病院を訪れていた。 その医務室に、複数台のベッドを寄せて並ばせた、即席の大型ベッドがあった。そこに赤い巨人が横...
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2024/03/20
日誌を書いた!
今回のオチ……というか、それからのことについて。 *** 『せいたかオルド』というおとぎ話がある。 神代から二、三世代後の子孫たちの...
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